加藤登紀子さんは1943年ハルビン生まれで、国際感覚が豊かな歌手です。

見出しからは、ウクライナの側からの話かなと思ったが、広島サミットで停戦への模索もなく、これ以上世界を国によって敵と味方に色分けするような動きは避けて、第三次世界大戦に突入するようなことがあってはならないと主張されている。

 

国と国との関係よりも、人と人の良い関係を保っていくことが大切であるとも。

 

一旦戦争が始まると、折り合って戦争を終結することは難しい。

 

核を持ってしまった今の世界戦争は恐ろしすぎる。世界各国が、協調して、終戦に向けた力を発揮すべきであると発言されている。

 

また、2018年にサハリンでコンサートをして「百万本のバラ」を歌ったとき、ペレストロイカの評価が、自分たちが持っていたものとずいぶん異なっていることに驚いたということも話されている。

 

関連して、加藤登紀子さんは、以下のような、興味深い動画発信をしてられることを、この度知った。https://www.youtube.com/watch?v=Hqu3T31Kim0

  登紀子の「土の日」ライブVol.30「百万本のバラを語る」山田五郎さんと2023/02/11

この曲はもともとウクライナの民謡子守唄らしい。

 

また、斎藤幸平さんとの語りも興味深い。

 https://www.youtube.com/watch?v=lU1JKtROlIU

   登紀子の「土の日」ライブVol.25「どこへ向かって行くのか?」2022.9.11

 

たまたま同じ日の新聞に、戦争にもルールがあるとう、池上さんの解説がありましたが、そもそも、人殺しが許されること自体がおかしいのではないだろうか。

 

まして、戦争を続けさせることによって金儲けをするような邪悪な人たちを赦してはならない。

 

最近成立した法律の中で、防衛省が調達する装備品等の開発及び生産のための基盤の強化に関する法律(防衛装備品等基盤強化法)要注目である。

 

必要最小限の自衛力は不可欠ですが、近隣国とは、いたずらに緊張感ばかりあおるのではなく、信頼友好関係を気づいていく努力がいちばん重要ではないかと思う。

 

防衛装備品の問題については以下の動画が参考になる。

https://www.youtube.com/watch?v=5adZNjWDqVQ 

 

https://www.youtube.com/watch?v=Srsy694WqRk

防衛産業基盤強化法が成立(2023年6月7日)

 

参政党の神谷宗幣さんの信念もすべて同調できるわけではないが、健全な野党勢力として、十分な議論をして「小異を捨てて大同につく」という動きを期待できないものだろうか。https://www.youtube.com/watch?v=_PPNamGPlbw

小沢一郎さん、原口一博さん、山本太郎さんなどなど・・・・

 

ついでに、やはり同日の新聞から、政治家の世襲が問題とされているが、

そもそも、これからの難しい時代、真面目に政治家の役割を果たすことは並大抵ではない。いい加減にやっていて楽な仕事だから、子供に継がせようと思うのだろうか。

 

政治家に限ったことではなく、お寺さん、お医者さんにも、いくらか同じような傾向があるのかもしれない。

 

学校で政治の話をしないのは、従順な国民を養成しようとする教育行政の問題である。

 

先の神谷さんの演説で、18歳の若者に「自分が努力すれば国や社会が変えられると思いますか」という日本財団のアンケートに対して、インドは8割、中国は7割、米、韓は6割、英5割、日本は2割5分であるとされている。

 

こんなことでは、日本は本当にダメになると思う。

神谷さんが言うように「大きなゴールが見えていれば、たった一人からでもことが為せる」という気持ちを、志ある若い人達に持ってもらいたいと思う。