ポストコロナの世界に対する「世界一貧しい大統領」ホセ・ヒムカ氏の論説

 

まだまだ世界的に新型コロナに収束は見えませんが、これを教訓に人類社会がどのように変わるのかについて考えてみました。

 

世界の国々の動きを見ていると、指導者の両極端は、

①批判の対象を仮想敵国等に向け、国民の批判をそちらに向けさせ、権力の安泰を図るいわば自分ファーストのタイプ、と

 

ムヒカさんのように、

②人生が富を築くだけのものではないと人々が気づき、持続可能な世界に向けて新たな価値観をもつ方向に努力しようという 考え方がある。

さしずめ、トランプ大統領は①のわかりやすい例であろう。

6日(土)の朝刊に掲載された伊藤智水氏の「小池都知事再選を危ぶむ」という論説を読むと、小池知事は、仮想の敵を作っているわけではないが、どちらかというと①に近いタイプということになろうか。

 

この論説の情報源は、石井妙子氏の著書「女帝 小池百合子」ということです。

参考までに、左側の囲いはTwitterにあげられた関連記事であ

 

カイロ大学主席卒業については、学歴詐称であるとの批判があり、

https://www.arabnews.com/node/1521681/saudi-arabia

によると、以下のようになっている。

・・・・ She studied Arabic at American University in Cairo graduating in sociology. 

 

一方、69日のテレ朝では、カイロ大学からの、彼女が296年委卒業したことを証するメールが紹介されている。

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000185849.html

だけれども、決定的なのは小林節氏の以下の論説であろう。

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/274268/2

ついでに、やはり62日(火)朝刊の余録欄ですが、トランプ大統領は国内の分断をあおり、スペイン風邪、大恐慌、キング牧師の暗殺が一緒に来たようだと評されている。暴徒の鎮圧に軍隊を使うとして、さすがにこれは、エスパー国防長官、マティス前国防長官、クオモ・ニューク州知事からも批判されている。

 

また、ファシストに反対する勢力ANTIFAをテロ集団に指定する方針とも伝えている。

 

さて、我が国の現政権はどのタイプなのだろうか。

持続化給付金769億円不透明な使われ方や、内閣官房機密費の使い方などなど、結局人間はお金に支配されているという現実があるということか。

 

 

最後に、仲畑流万能川柳の紹介。やはり今月初めくらいから、皮肉を込めた批判的な句が多くなっているようである。

 

お金の力によって、マスコミの力をそぎ、政治に対する関心を持たせない、江戸時代以来の「依らしむべき、知らしむからず。」 の精神は戦後、民主国家になっても生き続けているようである。

 

このコロナ禍を機に、ぜひムヒカ氏の言われる、価値観の見直しにつながるよう,

全ての市民、とくに心ある政治家、教育界の達、選挙に無関心な若い人達に考えていただきたいと思う。