日誌を見ると昨年の今頃は、クロの調子はずいぶん悪かった。2019年6月から市内の獣医さんに10日ごとに鎮痛剤や抗生物質も入っているそうだが、注射をお願いし、今年1月中旬からさらにヒトの幼児用の抗生物質を同時にいただいて、朝昼2回柔らかいパウチに混ぜて与えている。それ以来ずいぶんクロの口内炎は良くなり、ひょっとしたら猫エイズも治るのではないかと淡い期待を持つようになっている。

 

 

今朝薬入りの食事を食べて膝に乗ってきたクロですが、ヒトもネコも、食べることが「体」の栄養、気持ちを通じてもらえることが「心」の栄養で、どちらも大事なんだということがよくわかります。

 

 

広島大学の長沼 毅教授の最近のテレビ番組の動画をたまたま見た。

https://www.youtube.com/watch?v=Bcw6xKDQLPs

 

人類絶滅の絶滅の危機にあることを話しておられた。われわれの遺伝子のゲノムはチンパンジーと99%同じで、闘争本能がある。しかし知恵もあり、さらなる進化によって切り抜けたいという話である。平和を愛する心、「心」に期待したいということである。

 

 

長沼先生と言えば、はやくから、海の栄養に山からの鉄の供給が重要であると考え、その観点から河川の水質調査をされていた先見の明のある方として10年少し前に、椹野川河口域干潟自然再生協議会の研究会で山口にお呼びして、鉄の大切さについて話していただいたことがある。

 

かなり個性的な人であるが、この閉塞感のある不透明な時代、これまでの常識では打破できないのではないかと思う。

 

 

最近の国内外の状況、とくに生物化学兵器説も流れている新型コロナウィルスの脅威や、お金に憑りつかれた、形を変えた争い、心ない政治などなど、人間のやさしい「心」を取り戻すことが大事ではないかと思この頃です。