去年、サブマシンをWin10にしてみた結果
のブログを書いた。
Win8.1のAcer V5-171-F58というノートPCは、
Win10へのサポート対象外で、
Win10にしてみた結果、
ネットワークが切断されるという現象が頻発し、
諦めてWin8.1に戻したのである。
Win8.1のサポート期間は、2023年であと7年もあるので、
たとえ7年間PCが元気であっても、
7年もすればスペックの基準もぐんと上がり、
Youtubeを見るのでさえも厳しくなるだろうからと、
8.1のままでよいと納得していたのだが、
気づいてしまった。
外付けLANアダプターが存在することに。
実は以前から仕事でLANアダプターを使用することもあったのだが、
その存在をすっかり忘れていた。
ふと思い出して、さっそくWin10対応の製品を探すと、あった。
- BUFFALO Giga USB3.0対応 有線LANアダプター LUA4-U3-AGT/バッファロー
- ¥1,463
- Amazon.co.jp
価格も手ごろとあって、
試してみたいという気持ちが強くなったのでポチリ。
早速ゲットして、検証作業から入った。
まずはレビューにある少数意見の不安要素を潰しておくため、
Win8.1の状態でオンボードの速度と、
この製品での速度を比較した。
オンボードに比較すると、この製品は波が荒い。
回線品質も悪いが、70M~100Mの速度は出ている。
では、オンボードでは波も一定で品質も高く早いのかというと、
実はそうでもない。
メインPCに比較すれば波も荒く品質も低く速度も劣る。
radishという比較的信頼度の高い測定サイトではあるが、
安定した波の姿は数えるほど見たことが無いので、
あくまでも参考程度だと考えるようにしている。
発売当初のレビューには、
ダウン速度が遅いという書き込みも見受けられたが、
そこにあったような低速ではないので、これで良しとした。
ネットワークの途切れに関しては、
8.1では問題なくても10になると解らないので、
現時点で問題なく速度計測できたことで、これも良しとした。
ではWin10へのアップグレードを開始する。
前回の経験を踏まえて、
まずはセキュリティーソフト(Avast)をアンインストールし、
それから、アップグレードを開始した。
待つこと数時間。無事完了した。
ここで、ひとつ気になったことを試してみた。
それは、オンボードでネットワークが途切れる現象が、
再発するかどうかである。
結果はというと、やはり再発した。
さて、外付けLANアダプターに接続し、
前出の測定サイトで測ってみると、
速度83.86Mbps 測定品質94.3 (下り)
速度58.32Mbps 測定品質78.7 (上り)
という結果になった。(再起動前の1度目は結構酷かった)
ちなみにこれはUSB3.0のソケットに繋いでの事なので、
興味本位でUSB2.0のソケットに繋いで計測もしてみた。
速度14.19Mbps 測定品質77.3 (下り)
速度84.04Mbps 測定品質83.1 (上り)
下りがすっごい遅い。
この結果を見て思ったのは、先ほどの低評価レビューの事。
もしかすると、USB2.0に繋いでいる場合は、
下りがとても遅くなるのかもしれない。
総評としては、
この製品は有りである。
8.1で計測した時は波が荒かったが、
10にして計測してからは、とても波が安定した。
(もちろんこれも参考でしかない)
速度的にも80Mも出ていれば必要充分である。
特にこのPCは、メインPCで作業中に
Youtubeやニコニコ動画を見るためのサブPCと化しているので、
ある意味贅沢な速度ともいえるだろう。
Win10にアップグレードをしたものの、
ネットワークが途切れるという原因で元に戻した人で、
USB3.0の端子が付いているPCを持っている人は、
この製品を取り付けることで解決させることができる可能性がある。
価格もリーズナブルなので、頼めしてみる価値は充分にあるだろう。
これからしばらくYouTubeを視聴し続けて、
何か問題が発生しないか経過観察をする。
また何かあれば、このブログで報告しようと思う。