90年代に新たに開発されたアムステルダムのEast Dockland地区。
ジャワ島はその中で一番西に位置します。この島は1900年頃に埋め立てられ、港湾機能を持ちましたが、その役割を終え、1,300戸の住宅へと再開発されました。1,300の駐車場、2,400平米のオフィスも併設されています。

ここは1992年に都市デザインのコンペが行われ、スータース(Soeters)の案が採用されました。コンセプトは、4つの運河で区切り、中庭のある5つの街区を設けるというもの。伝統的なアムステルダムのCanal Housesをベースに考えられています。

建築デザインには、19人の若手建築家が携わり、Canal Housesの現代的表現を試み、幅4.5m、高さ4、5階建ての決まりのもと、様々な素材を用いたファサードのデザインがなされました。これだけの建築家が好き勝手にデザインしても、街として統一感というか、一体感があるのは、まさにスータースの都市デザインがベースにあるからでしょう。



4つの運河をつなぐ歩行者用、自転車用の橋も、ひとつずつデザインされています。

訪れた日が、天気のいい日曜日だったせいもあって、中庭に面するベランダでは、たくさんの人がベランダでくつろいでいました。

都市デザインが、空間の質をここまで高められるのかと、ただ感心するのみでした。