※番外編は御朱印ありません

先週、坐摩神社にお詣りしてきた
うかれすぎぽんち です。

いよいよ、行宮(アングウ)へお詣り!

鉄筋コンクリート造に囲まれ
ひっそりと鎮座まします。


龍の口はありませんが
趣深いお手水舎で両手を浄めまして。

小さく見えたお社は
近づくにつれ威厳を感じます。

お詣りを済ませ、右手に在る御由緒書きを拝見。
御祭神は、
門戸・玄関・窓を守り給う 豊磐間戸神(トヨイワマドノカミ)と奇磐間戸神(クシイワマドノカミ)。

神功皇后が坐摩大神(イカスリノオオカミ)をこの地に奉祀されたのが始まりで、
天正十一年(1583年)豊臣秀吉が大阪城築城の際の替地により
坐摩神社を渡辺町(現・久太郎町4丁目渡辺3号)に遷座されるまで、
ここらを渡辺と言うたそうですが、
地名ごと遷座したんですって。

地名ごと…大胆よね。

熊野信仰が興り熊野詣が大流行した平安期には、
熊野本宮までの道のりを“熊野古道”と呼び
その道沿いに数多くの“熊野王子社”が設けられましたが、
京の都から淀川を船で下り、八軒家の浜(現・天満橋付近)に上陸して最初に参詣する第一王子社やった渡辺王子社(別名・窪津王子社)の元鎮座地とも言われているそうです。

八軒家の浜、賑わってたんやろねぇ、
何せ、対岸は天満宮在るし。

鎮座石、

ここに坐摩神を奉祀された神功皇后が
ご休憩に座られた石が“鎮座石”として祀られ
かたくガードされてます。
石町(コクマチ)の由来ともなった石
…ガードされ過ぎてほぼ見えません(T-T)

ちなみに、明日10月22日は秋祭りですって。


豊磐間戸・奇磐間戸神社
坐摩神社行宮(御旅所)
鎮座地 大阪市中央区石町2-2-15