しゃぼん玉の うた

知ってます?

 

童謡の。こんな歌詞です。

 

シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた

シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
産まれてすぐに こわれて消えた

風、風、吹くな シャボン玉飛ばそ

 

なぜだったか忘れたのだけど

多分、どんな歌詞だったけな?

くらいで検索しただけなのだけど

 

目に入ってきたのがこの言葉。

 

『しゃぼん玉』は死んでしまった子供への鎮魂歌だった

 

何も知らないで歌ってると、

子供たちがただしゃぼん玉を吹いて、

どこまでも飛んでいくのを願っている歌というか

 

とても鎮魂歌とは思えない内容なのだけど

 

一説によると、

作詞をされた方のお子さんが2歳で亡くなってしまった。

歌詞の「しゃぼん玉」は、「亡くなった娘」を意味しており、

 

「産まれてすぐにこわれて消えた」

 

と、表現しているという説があるんだそうです。

真相は定かじゃないらしいんですけどね。

 

世間の子供たちが「強い風」に負けず

すくすく育ってほしい。

 

そんな願いも入っているとか、いないとか

 

 

この記事を目にしたとき、ちょっとだけ謎が解けた気がしました。

 

私、この歌を歌うとね

なんとも言えない気持ちになってたんです。

 

この話を知る前から

 

なぜだか分からずこみあげてくるものがあって

一人の時に口ずさんだ日には

涙なんか流れちゃったりしてました。

 

「私。しゃぼん玉の歌で泣けるって、ちょっとヤバイんじゃ??」

 

って思ってたんですよ。

 

もしかしたら、

無意識な部分で

この感覚を味わってたのかもしれないですね。

 

次男、ソスケ(ダウン症あり)を授かったとき

11週で

 

「翌週には心停止してるかと思います。」

 

と、

私たちからしたら余命宣告を受けました。

 

無事、12週を乗り越え

15週に羊水検査をすることができ、

17週に「ダウン症候群」と判明しました。

 

このときもボーっとしてると

しゃぼん玉の歌が浮かんできていました。

 

シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで こわれて消えた

シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
産まれてすぐに こわれて消えた

風、風、吹くな シャボン玉飛ばそ

 

ソスケにダウン症があると分かったとき、

今まで以上にいろんなことを検索しました。

 

中絶している記事がほとんど。

中絶率は90%だったっけな。

 

納得いかず、ずーっと調べてました。

 

ソスケと同じ障害を持っていてお腹で分かった子は

いろんな理由で

産まれてこれないことが多くて

 

もし、「産む」と決めても

体の弱い子が多いから

産まれてすぐにこわれて消えちゃう子もいて

 

そんな風に重ねてしまっていました。

 

「私がソスケの"風"にはなりたくないわ。」

 

私が、ソスケを壊す"風"にはなりたくない

なれない

ならない

 

 

夫の言葉でいうと

 

「(産まれてなくても)もう俺らの家族やしな~」

 

そして産まれてきたソスケ。

産まれてすぐは管を通されたり、あれこれされたけど

 

今はこんなに元気。すんごい笑顔。

 

自分でも吹けたそうです(デイ報告)

 

壊す風じゃなくて、

ソスケが好きなところにいつでも飛んでいける風に

私はなろうと思います。

 

 

♪は~め~は~め~~はーー!(カメハメ派)

「手からしゃぼん玉、出せますよ」

 

 

しゃぼん玉に囲まれた息子みてたら

天使かと思ったよ(親ばか

 

 

 

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