京都を遊びつくすブログ

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京都を遊びつくすブログです。

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京都生活、今年で5年目になります。

 

振り返ってみましょ~★

 

【1年目】

 

・着物レンタル店で働き始める

 

・友人のつてで、京大の講義を聴講する

 

・京都観光しまくる

 

・遊廓トークイベントを主催する

 

・着付け教室に通う

 

・大学を秋期卒業する

 

【2年目】

 

・日本舞踊に通い始める

 

・クラシックコンサート、芸舞妓の舞、能、狂言、

              歌舞伎などをたくさん鑑賞しに行く

 

・ワイン、日本酒の勉強を始める

 

・長編小説を書いて出版社に応募する

 

・資格をたくさん取る

 

【3年目】

 

・初めての日本舞踊の発表会

 

・数学レッスンを始める(先生が度々変わります)

 

・選挙カーに乗ってウグイス嬢として働く

 

・着物レンタル店を辞めて舞妓体験スタジオで働く

 

・初、甲子園観戦

 

・友人と共同でリトルプレスを発行する

 

・着せ付け教室に通う(人に着せ付ける方です)

 

・会津で歴女を遂行してくる

 

【4年目】

 

・飛騨、吉備、瀬戸内、出雲で歴女を遂行してくる

 

・着物で京都散策プロジェクトを開催

 

・着物グラビア写真集を発行★

 

・2年目の日本舞踊の発表会

 

・ライブでトランペット演奏

 

・琵琶湖でマリンスポーツ

 

・保津川でラフティング

 

・茶道を始める

 

【5年目】

 

・小浜の海でマリンスポーツ

 

・社会人野球の応援、東京ドームでトランペットを演奏

 

・書道作品をいくつか書き、

           友達に掛け軸にしてもらって展示会を開く

 

 

みたらし祭に行ってきました!

 

 

 

作家の森見登美彦の小説にはみたらし祭の情景が描かれているのですが、

 

その作品に出てくる毛玉もちゃんといましたよ♪

 

 

下賀茂神社で行われる「みたらし祭」は、無病息災を願う」人々で毎年賑わっています。

 

このお祭りは、京都の夏の風物詩でもあるのです。

 

 

足元がひんやりして、とても気持ちよかったです。

 

この日は友達と浴衣で行ったのですが、残念ながら浴衣の写真は取れず仕舞いでした。。。

 

このブログを書いた人

山本和華子

 

本を出版しました!

みなさんこんにちは。

 

物凄い人にお会いしました。

 

大学で認知科学、美学を専攻し、現在はパズルの研究をなさっている方なんですけど、めっちゃ物凄い方でした。

 

物凄い方、というのはもちろんなんですけど、私の興味のある分野をちょうど真正面から学んできた方で、2時間ぐらい質問攻めを延々としてしまいました・・・

それでも、事前に質問事項を準備しておきたかった感満載なんですよね・・・

色々面白かった話を忘備録として書いておきます。

 

私は初めて見る絵画でも、「これはモネっぽいな」とか、「これはラファエロっぽいな」とかなんとなくわかり、また、音楽の場合でも、初めて聴いた曲でも「これはドビュッシーっぽいな」とか「これはショパンっぽい」とかがわかるんですね。で、それは芸術だけの話だと思ってたんです。

 

しかし、実はパズルにもそういう話があるみたいなんです。初めて見たパズルでも、「この作者は誰それっぽいな」とかが、わかるみたいなんです。

 

さらに、数学の分野においても、数式の証明を読んでいくと、誰それの証明っぽいなってわかるかもしれない、とのことでした。もしそれが本当なら、めちゃくちゃかっこよくないですか!?その証明の中から、いわばその人の考え方のクセ、特徴量を抽出できてるわけですよね。

 

で、この前、とある理学博士の方と話したことなんですけど、たとえばブラームスの曲の特徴量を抽出し、「これはブラームスの曲だ」「違う」と判断できるAIが開発される日も来るかもしれない、けど、それはただのブラームス発見器なだけで、何をもってブラームスっぽさが表象されているのか、までわかるAIはまだ開発されないかも?という話をしたのですが、この話題も出せばよかったなとちょっと後悔です。。。

 

また、私は個人的に、美術史や音楽史を勉強するのが好きなんですけど、例えば、モネや牧谿の作品を観たときに、「あぁ美しい」と私は直観で思うわけです。でも、例えば宗教画を観たときに、「あぁこの図像はこういう意味が暗喩されているんだな」という知識ゲームとしては面白いけど、美しいではない、そして、デュシャンも、物語としてはものすごく面白くて、驚きがあるけど、でも驚きは美しいとイコールではない。では、芸術における美しさとは何ですか?って質問したんですよ。

 

すること、カントのお話をしてくださいました。カントは、対象を観たとき、直観のみで美しいと思ったものしか美しいとは言えない、と断言したそうなんですね。その対象の背景、物語、解釈などが介入してくるものは美しくないと。

それも一理あるなと思いました。

 

芸術をAとし、美的感覚をBとするならば、我々はA∩Bを何と呼んでいるのでしょうか。

それに当てはまる単語はあるのでしょうか。

 

余談ですが、カントが美学に関して本を記していたそうなのですが、なんといいますか・・・あのカントの文体を読むほどに、「コイツ生来的な美的センス皆無だろ!」って思っちゃうような文体だと私は勝手に思ってるふしがあります。

 

対してデカルトの方が、キレェェェェェェに方程式や代数を幾何に落とし込む方法を見つけた時点で、優勝!って私は勝手に思ってるんですけど、実はデカルトは、美学に関して何も言及がないみたいなんですよね。その対比もなんだか面白いです。

 

私は、社会人になってから、大の苦手な数学に再挑戦してるんですね、今。

せっかく自由に数学の勉強に取り組めるんだから、数学のわからないところをトコトン時間をかけて考える、ということを続けようって思ったんです。それで、わからない所を自分なりに、重箱の隅ををつつきまくる感じで考えたり調べたりツイッターで知見を得たりしてたんですね。

そうしていく中で、数学史や現代数学や数学者のエピソードの本なども読むようになりながら、元々自分の中にあった「芸術と数学は対極にある」という思い込みが、徐々に崩れ去っているのがわかるんですね。

で、そんな折、すごくいいタイミングでパズルの研究者にお会いできて、すごく嬉しかったんですよね。

正直これまで、「パズル」と呼ばれている対象を、私はそんなに面白いと思って解いたことが無いんですよwwwwwww

脳トレとかナンプレとか、ホントに今でも解く気になれなくて(笑)(笑)(笑)、そこらへんは全然興味ないんですよwwww

しかしながら、数学の問題で、わからないところをトコトン考えて自分なりの答えを見つけること(代数や方程式を、解答には載ってないけど頑張って自分で書き落とし込んでみるとか)や、同じ画家のそれぞれの作品の共通点を見つける(図像認識ですね)、つまり、パズルって、世の中に散らばっているヒントを手繰り寄せて、メタ物語を見出す作業のことをいうのかなって思ったんですね。

わたし、そういう、模範解答の無いパズルならめっちゃ好きやん、ってかそれをパズルというのか、と気付いて、とても嬉しく思ってるんですね。

 

すごく素敵な時間を過ごせて、本当にありがとうございました!

 

このブログを書いた人

山本和華子

 

本を出版しました!

『つながる、わかる 文明・文化・芸術の世界史』