またしばーーーらく放置している間に、アメブロの新機能がぞくぞくと加わり、

そして、もはや自分のパスワードすら記憶から消え去っている今日このごろ・・・・


頭の中は未だアナログ人間のわたしですが、まだロンドンで生息しております。


と、知らぬ間に季節はめぐりにめぐって1月中旬のロンドン。

日本同様、中学受験のシーズンに突入しました。(もうそろそろ終わりか?)


うちの娘も去年の今ごろ、お受験をいたしました。

あれから一年かぁ・・と入試らしき光景に出くわした朝、ひとりでじぃぃんとなりました・・。


11+とよばれる、イギリスの中学校受験は、日本のそれとはかなり異なります。

(って最近の日本の受験についてあまりよく知らないけれども)


まず、一番大きな違いは、試験日のあとの合格発表。

日本では、早いところではその日の夜にウェブ公開しているところもあるとか。


イギリスでは、合格発表はなんと1か月後です。。。。長い!

受験生も家族も、試験が終わると悶々とした一カ月を過ごすことになります。


発表は、掲示板貼りだし系ではなく、郵便で自宅へ投函。


学校によって違いますが、一次試験(筆記)に受かると次の二次試験(面接)に進めるという学校が多く、一次をパスすると


I am pleased to tell you that we should like to cal 〇〇 for interview at xxx.


と、「つぎ面接に来て」とのお手紙を、2~3週間後にもらうことになります。


二次試験の面接にも通ると、無事合格となるわけですが、それも封書でやっていきます。

どっさりと重たい封書で来た郵便物は、限りなく「合格」間違いなし。

薄っぺらい封書は、多分「不合格」。


We very much enjoyed meeting 〇〇 at interview recently and I am delighted to be able to offer 〇〇 a place at (xxxschool).


みたいな感じで、「合格おめでとう!!」とiいうお手紙をくれます。面接に来てくれてありがとうみたいなことも書いてくれるのは何となく嬉しかったりもする。。


そのほかに、日本と違うことといえば、


面接は子どものみ。(保護者面接は一切なし)

子どもも親も服装は超私服。(特に子供は、楽な服装で、が最優先。制服の子もいません)


面接は、とにかく子どもをリラックスさせてくれる雰囲気づくりがありがたい。

待合室で待っていると、配された在校生が来てくれて、話しかけてくれる。

「聞きたいことある?緊張しないでね。私も試験のときドキドキしたよ。この学校はこんなところがいいよ~。」など、とにかくリラックスさせようとしてくれるのがすごい。

(英語わからないから実際には余計に緊張する我が夫婦だったんだけど・・)


あと、受験内容に関しては、、、、、

私は全くタッチしていないので^^;わかりませんが、

学校によって傾向や難易度はかなり差があるものの、共通して、「詰め込み学習」ではないことが言えると思います。だから、1年やそこらで対策ばかり詰め込んでもダメ。


算数は、日本の難関中学よりは簡単。でも、ロジカルに柔軟に考える力が求められる問題も多々。

英語(国語)は長文読解は物語文が主で、英検や大学入試のようなやたら小難しい説明文はありません。学校によっては記述させる問題が多いかも。

あとは、学校によってはreasoning(リーズニング)という知能テスト?みたいなジャンルなどなど。


なにはともあれ、選考にそんなに時間がかかるのは、単にシステムがとろいのか、

じっくり吟味して採点してくれているのか、不明ですが、、、

日本の大学受験も、かわりつつあるみたいだし、子供たちもますます親の期待を背負って荒波に揉まれがんばっていってほしいものです。。


風邪にまけず、がんばれ受験生!!

(長々と読んでいただきありがとうございました。また受験については気が向いたら書きたいと思います)