人のせいにするわけではありませんが、、、、
子どもたちが夏休みのため、TVやwebを見る時間があまりなくて現状がイマイチ分かっていない私です。
と、新聞でも買ってみました。
”新聞”といっても『The SUN』。お姉ちゃんのポロリも載っている下世話系ゴシップ誌です。
「moron」って、頭がよろしくないって意味。バカバカしいことをする人に向かって言う俗語。
今回、本当にバカバカしい略奪行為がいろんなところで見られたみたい。お店のガラスを割って押し入り、店のものを奪う映像を何度も見ました。
「人種差別の抗議行動とは全く無関係。単に、略奪するチャンスを与えられたギャングの暴動にすぎない!」とある女性。ほんとにヒドイ!
THE SUNでは、CCTVに映った犯人たちの顔を公開し、一斉捜査。(web版THE SUN )
National Lotery(宝くじ)にひっかけて、「National Lootery(略奪)」。
こんなシリアスな場面でも、ユーモアを忘れないイギリス人!?
こちらは、昔のコメディー映画「Lavender hill mob」にかけているのか。(この映画、全く知らないけれど)
映画と”モップ”をかけたところで、どんな効果があるのか、ネイティブでない私にはさっぱり分かりませんが、警官による黒人青年の射殺をきっかけとしておこったこの暴動も、次第に、ただの大騒ぎしたいワルたちによる単なる愚かな集団犯罪行為に発展し、善良な市民はみな腹立たしい気持ちでいっぱいです。
Twitterなどで、荒らされた街をキレイにする活動を呼び掛けたら、老若男女問わず大勢のボランティアが集結したそう。自分たちの街を自分たちできれいにしようって。
皮肉なことに今回の集団暴動を広めたのもTwitterだのソーシャルなんとか。
使われ方一つで善悪を分けるなんて、その影と光を一気に見た感じ。
家を焼かれた人たちに対しても、物資の寄付が多く寄せられているそう。
「悪いことをする人間はほんの少し。殆どの多くの人たちは親切で良い人なんだと実感した」と被害者のおじさん談。
うちの近所(徒歩10分)のところでも、路上駐車の車が全部ボコボコにされていたらしいし、知人男性も投げられた石が車にぶつかり車体にキズがついたらしいし、便乗した空き巣に入られたり、、本当に物騒。警官もまだ近所にうろうろ巡回しています。
海外でこういうことに出会うと、日本人って、概して穏やかな人種だなぁ・・ってつくづく思います。