どこまでも孤独で嫌われ者の昭和のおばさんです。
今日は夫の友人との忘年会だった。が、私はひとり家に置いてきぼりになった。
事の発端は、今朝の出発前の準備のとき。私は深夜と早朝にお腹を空かせた息子に起こされ、やや寝不足気味だった。それでもだるい身体を引きずりながら準備を進めていた。ところが夫はスマホを眺めてるだけで、ちっとも手伝わない。それどころか、早くしろ!と急かしてくる始末。私もイラッとして口論になった。しまいには、じゃあもう来るな!と言って夫が息子を連れ出してしまった。
忘年会はとても盛り上がったらしい。うちの子も愛想良くしていたようで、みんなに大層可愛がってもらっていた様子。とても我が子とは思えないコミュニュケーション力の高さだ。
ところが、帰ってきた夫にみんなにはどう伝えたの?と聞いたら「お前が行きたくないと言ってたよ、と伝えた」とのこと!
濡れ衣もいいところだ。私は忘年会にはむしろ行きたかった。それなのに、準備が遅いのはお前が行きたくない気持ちの表れだ、と勝手に脳内ですり替えガンとして譲らない。
あまりにもクズすぎて腹が立つ。頼んでもないのに勝手に育休を取ってきて、気が向いたときだけテキトーに育児を手伝ってはブラブラと遊び回ってるくせに、私の育児にはうるさく口出しをしてくる。あまりにも腹が立ったので、「もう育児をしなくていいから、さっさと働きに出ろ!」と私も言ってしまった。
売り言葉に買い言葉だ。「もう実家に帰っていいよ。俺がいなくても育児できるなら、実家でもできるよね」とのこと。どこまでもクズだ。
悩みどころは、本当に出ていくか?ということだ。せっかく良いものをもって生まれてきた息子なのに、親の都合でその芽を摘み取っていいのか?大好きなパパを奪っていいのか?…って、そんなことできるわけがない。これは確信犯だ。だから余計に腹が立つ。
今回は私は悪くないと思っている。だが、息子のことを考えると、どこかで私が折れなければならないのだろうか。悪くないのに謝らなければならないのか。
これからも、昭和のおばさんは汚れ役を引き受けていくのだろう。子どもを守るためには、もう仕方ないんだろうか。まったく、つまらない人生だ。