続きます。
『八重の桜』の特別展を見た後、常設展がある6階まで上がった時点で16時頃。
時間がないなと焦りながら、常設展示室に入っていきました。
最初の日本橋(を模したらしい橋)を渡った時点で感じた既視感。
小学校の頃の見学か何かで来たことがある気がする。
となれば、全体よりも一点集中!
全体を見ていたら、企画展までたどり着けないに違いない。
目指すは5階の第2企画展示室の「北斎冨嶽三十六景」のみ!
エスカレータで下の階に下りて、ここだろうと一室に入りました。
しかし、私は方向音痴で、案内に従って動いてすら、道を間違えます。
それが今回では怪我の功名。
部屋に入った私の眼に飛び込んできたのは、歌舞伎「助六」の舞台の実物大模型でした。
詳しいとは口が裂けても言えませんが、私は歌舞伎が好きなんです。
正月のTVだけではなくて、いつか新しい歌舞伎座に実物を見に行くぞと決意しているくらいには。
以前来たであろう小学生の時は歌舞伎の「か」の字も知らなかったので興味を示さなかったか、
以前来た時より後に作られたかだと思われます。
模型とはいえ、感動で手が震えました。(誇張ではなく本当に。)
模型の細部までじっくり見たいのはやまやまですが、本題はそれではない。
後ろ髪を引かれながら部屋を出て、今度こそ「第2企画展示室」に入りました。
最初は私でも知っている大きい白浪の絵と、大きい赤富士の絵。
それ以外は正直ほとんど知りません。
でも……印象に残ったことを連ねていくと
1、農家の人・旅人・町人など、服装や動きから当時の生活を垣間見ることができた。
2、波・水車・馬に乗った人の着物・飛んで行った懐紙など、絵によって様々な動きが表現されていた。
3、海の向こう・山の向こう・雲の向こう・鳥居の中・帆掛け舟の綱の間など、富士山がどこに観えるか、
どのような大きさに観えるかという構図にも様々な工夫があった。
と、このような感じで、絵画のことは全然わからない私でも楽しかったです。
何より、それぞれの絵に説明がついているのがありがたかったです。
説明に上から訂正が貼ってあるのもありましたけど。
驚いたのが、写真を撮っていたおじさんがいたということ。
フラッシュをたかないならOKみたい。
写真OKだと最初から知っていたら、私もカメラを持っていったのになー。
最後にミュージアムショップで、また悩んで悩んで悩み抜いて、「冨嶽三十六景」のガイド本などは
あきらめて、買う物は最小限に抑えて帰ってきました。
今度は常設展示もじっくり見たいな。
さすがに観たのが小学生の時なので、記憶もあいまいで。
もらってきたチラシに、「28日(木)常設展示室入場無料」の文字が見えて、
すでに行きたくなって揺れ動いています。