最近、夏休みの暇つぶしに、
近所のあちこちの本屋でちょっとしたイタズラをしている私。
あ、イタズラといってもなんら違法性のあるものではないですよ。
普通に本を買っているだけ。
ただし、図書券で。
しかも、昭和50年発行の100円券で。
(綴り込みの二つ折り形式のもの。)
14年前に父が「荷物から発掘された」って大量に下げ渡してくれた物。
机にしまいこんでいたけど、久々に使ってみた。
図書券って無期限有効だから、なんら問題はないんだけど、
1995年に発行終了したから、若い店員さんはあまり見たことないはず。
特に平成になってからはピンクの500円券が主流だったし、
図書カードも出てきたし。
4年前には発行会社が画像を載せたサイトを作っていたけど、
今は図書カード用だけで、そのサイトすらなかった。
今日はスルーされて普通に買えたので面白くなかったのですが、
(駅前の大きい本屋だったから見たことあったのか、
店員の兄ちゃんたちが頭足りなかったのか知りませんけど。)
先日は行きつけの本屋さんが面白く反応してくれました。
レジ対応してくれたのは、3年以上働いているバイトのHさん。
推定20代半ば。色白なイケメンさんで、
表情豊かではないけど、指がきれいな人。
私の密かなお気に入り
。
私が100円券を切り取って出したところで、
Hさん、まゆをしかめて口ごもった。
「えっと・・・」
いつも無表情に対応する彼の困っている顔が
可愛いと思って、楽しくなる私はやっぱりドS。
「普通の図書券ですよ~。ただすっごく古いだけで~。
調べていただいてかまいませんよ~
」
猫を何匹もかぶった満面の笑みでハートマーク飛ばして言ってみた。
(生徒が見たら「気持ち悪い」とでも言うに違いない。)
数秒間じっと券を見ていた彼は、
意を決したかのようにブザーを鳴らした。
バタバタと現れたのは30代半ばの社員らしき人。
「これなんですけど・・・」
「ちょっとすごく古い図書券が出てきまして~。
有効期限無いんで使えると思うんですけど~。」
発行店印が押してある、二つ折りの表紙の方も差し出してみた。
ひきつった笑顔で私の顔を見た社員さん、
券と表紙を表裏ジーッと見た後、無言でサッと店の認印を押した。
「いや~、私も聞いたことはありましたが、初めて見ました。
勉強させていただきまして、ありがとうございました。」
初めて見たもん、外部に確認せずに印押しちゃってええんかいっ!?
思っただけで言わないで、ニッコリ品物受け取ってすませた。
確認する時間待ってあげる気もあったし、
わからない・使えないって言われたら現金出す気もあったんだけど…。
損金処理になる危険性<待たせてクレームをつけられる危険性
だったのだろう。
客として最上級の態度取ってあげたのに、
私、どれだけ危険人物視されてんだ?
本屋ってたいてい学生バイトがいるし、
力仕事だから若い社員が多い。
100円券なんて見たことなくて戸惑うのが当たり前。
その戸惑う顔が楽しいったらないのよね~。
100円券はまだ手元にたっぷりあるので、
私の些細なイタズラはまだまだ続く。
私の夏休みもあと数日続く。