結社わだちさんの公演に行ってきました

週末は、事務所の先輩 柳森万里さんが出演される舞台を観にシアターOMさんへ行ってきました。

本当は何人かでツアー組んでいく予定が、この時期…みんな体調崩してしまって、結果ナレーターの岩田麻里ちゃんと2人で行ってきました。

結社わだちさんの短編演劇シリーズvol.4&5として行われた今回の舞台は別役実さんの作品二本立て。

「虫たちの日」はシアターOM主宰の稲森誠さんと、我らが柳森万里さんの2人芝居。

茶の間をセットに、夕食が始まる。

特筆すべきは、舞台で本当にご飯やお味噌汁を装って本当に食べていること。

筍の煮付けに焼き魚に…

このリアルな食事風景があるからこそ、まるで本当に人様の食卓を覗き見しているような不思議な感覚を味わえるのだけれど、ずっと続く会話劇で食事をするのって演じる側はなかなかのハードレベルなのでは？

うちの両親も同じような会話をしてるなーとか、旦那さん奥さんに全部やらせずにもっと動きなさいよっで思っちゃったり（笑）

なんだかんだ文句を言いながらも甲斐甲斐しくお食事の用意をしたりする妻と、憎めない旦那さん。ラストの仲睦まじい様子になんだかほっこりしました。

2本目は「受付」

結社わだち主宰の寺嶌奈穂美さんとやくの寛さんが、それぞれ受付嬢とそこに来た男を演じるのですが…

一本目と打って変わって女性がなんだか様子がおかしい…

「何…この人….」と、胸のざわつきが止まらない。

気が弱くてどんどんと言いなりになって追い詰められる男と一緒にまるで自分も追い詰められているような気持ちになって…黒柳徹子さんよろしく息継ぎどこ？ってくらい一気に喋る、笑顔だけど目は全然笑ってない…

とんでもない化け物出てきました！

(失礼だったらすみません、でも褒めてます)

ほっこりした後にこの話を持ってくるという演出にもやられました。

終演後には柳森さんともちょこっとお話できて、お外までわざわざお見送りしてくださいました❤︎

ありがたやー。

帰りに、麻里ちゃんとご飯食べてきました。

舞台を見終わってからの時間だったので比較的遅くまでやっている阪神のバル地下ゾーンの玄三庵へ。

健康を第一に考えられたメニューはお野菜もしっかり摂れてお気に入りです。

各地を飛び回っていた麻里ちゃんから、お土産いただきました。ありがとう♪

木下乃りこさん、柳森万里さんと2週続けて事務所の先輩方のステージを拝見して、学びがありいろいろチャージできました❤︎