今日も私は、生きています。
息子が迎えに来てくれるまで生き行きます。
物理的にも、本当に私の命と引き換え手もいいくらいの君。
お母さんの命を差し出しても、君は受け取らないだろうね。
ささやかに、主人と年老いていく。
「おじいちゃん、おばあちゃん」と言われる事も無い。
君の子供が見たかった。
今からでも取れる資格があるあら、と学校に通っているけれど
ただ通っているだけ、独りぼっちの寂しい時間が何かの使命感を与えられて動いているだけ。
時間が過ぎるのが早く感じるのが有り難く感じる。
愛しているよ、勇貴。
お母さんの永遠の宝物の勇貴。
もっといっぱいいられると思っていた。