今回は鉄コレ式制御器の「国鉄101系運転台型コントローラーDX」を出しました。まずは箱が入った状態(外観)で以下の画像の通りです。

購入して5~6年になりますが、箱に入れて保管しております。
箱から出して各配線を接続し、別売グレードアップセット(木製ブレーキハンドル、懐中時計)を取付けたものが以下の画像になります。


製品は「DX」ということで、初回販売の改良版です。初回版はマスコンやメーター、ドア開閉器セットのバラ販売やフルセット販売などがあったり、警笛ペタルを押すと走行音が途切れてしまう等の不備等があったようです。この「DX」は改善されたものになります。
運転台コントローラーはTOMIXの旧製品を幾つか持っておりますが、1台のコントローラーでメーターも動き、サウンドも入った本格的なコントローラーが当時1万円後半の値段で発売された為、迷わず購入しました。
ドア開閉器をドア閉め状態にすると、戸閉音が鳴り、同時にドアランプ・メーター照明が点灯します。以下の画像の通りです。

ブレーキを解除すると、メーターの圧力計(右から2つ目)が0に動き、ブレーキ解除音が鳴ります。以下の画像の通りです。
マスコンハンドルを回転させていくと速度に応じて走行音、メーター(左から1つ目)が動きます。以下の画像の通りでマスコンは4ノッチまで入れた状態です。
上の画像の通り、最高速度は100キロまで出ます。マスコンを「切」の位置に戻すと、惰行運転になりますが速度は低下せず、維持しています。モーターの音、レールジョイント音も心地よく鳴ります。

ブレーキを掛け、停車に備えます。ブレーキを掛けると走行メーターや圧力計目盛が動き、ブレーキ圧力音も鳴ります。以下の画像の通りです。
走行メーターが0になると停車音、ブレーキハンドルを非常位置まで動かすと非常ブレーキ音が鳴ります。以下の画像の通りです。
ドア開閉器のスイッチを押し上げるとドア開閉音が鳴り、ドアランプとメーター照明が消灯します。以下の画像の通りです。
車両が走行中の際、ドア開閉の動作は反映されません。走行中開閉操作なんてありえないし本物であれば大変な重大事故になります。

この製品は鉄道コレクション専用ですが、調整すれば通常のNゲージ車両でも走行可能です。ただ室内灯付きになると厳しいですね。

製品開発者→元JR運転士が開発。拘りのコクピットデザイン、実車から収録した走行音、メーター動作等、模型として細部まで拘っていて従来なら5万円近くする内容が1万円後半台の価格で購入、楽しむことができてとても気に入ってます。
車両も101系以外に国鉄型通勤車両103系、113系、115系や私鉄の旧型タイプの鉄コレ通常Nゲージの走行の際に使用したり、レール走行させない状態でサウンド音で雰囲気で楽しむこともあります。中古市場でも当時の販売価格よりも高値になっており、コチラも買っておいて良かったと感じております。

今回は以上です。