何時もと同じ時間に目覚めてしまった
そしてやっとまだ療養の最中だと思い出す
右側の唐毅はまだ深い眠りの中…
意外に長い睫毛と…端正だけど綺麗な顔
服を着ている時は着痩せして見えるのに
そっと腕を伸ばして素肌に触れた瞬間
あっという間に腕に掴まれてしまう
至近距離でずっと見られているだけなのに
思わず俯いていたら[…小飛…Kissしてくれないのか?怒ってないから…泣きそうな顔するな]

悪戯を見つかった気まずさと知っていた
再三促されるとやっと逞しい腕の中へと
背中に食い込むほどまで抱き竦めてくる
触れられるたびに…もっともっと強くと