三年振りに小飛を抱いた瞬間には
もう箍が外れる音を身体から感じた
三年前よりも痩せた身体…後悔する
何故あの日力ずくでも引き留めなかった
そして結婚していたと聞かされた
こうしている間にも縋り付く細い腕
左手を捕らえてからKissを繰り返して
いつの間にか窓の外は雷雨になってた
ちょうどいい…声さえも封じ込めてやる

もう誰にも近づけさせない代わりに
永遠に消えない疵を付けてやろうか
俺にしか見えない場所に…したい