もうすっかり治っていたと思い込んで
それなのに…深夜になって思い出す
おまけに唐毅は昨日から上海に出張だ
何度か寝返りしてみても…眠れなくて
仕方なく一階に降りてから庭に出た
水中灯が点いているプールにそっと入った
下着でしばらく水面に浮かんでいると
足音がしたと思ったら誰かが入ってきた
思わず逃げかけたら[風邪引くぞ小飛…全く
ほら掴まれよ]混乱状態からやっと落ち着くと
上海にいるはずの唐毅の呆れ顔
震える指でやっと逞しい腕に触れた瞬間
噛みつくようなKissを…舌を甘噛みされる
そのままプールから出ると抱き上げられた
唐毅の胸に頭をくっつけていることの幸せ

二階の寝室に入ってベッドの上へと
服を互いに脱がしてからまたKissをする
…もっと強くならなければ
でもそのうち何も考えられなくなった