【東日本大震災3年】「生、当たり前ではない」 福島県の追悼式
[東日本大震災]
福島県の追悼式で詩を朗読する女優の芦名星さん=11日午後3時25分ごろ、福島市
福島県は11日、福島市内で追悼式を開き、東日本大震災の犠牲者の冥福を祈り、東京電力福島第1原発事故からの復興を誓った。
約300人が出席し、午後2時46分に黙祷(もくとう),rmtssp。津波で夫を亡くした、いわき市の高木京子さん(62)が遺族代表として「生きていることは当たり前ではないということを、決して忘れないように語り継がなければいけない」と述べた。
郡山市出身の女優、芦名星さんが、雅楽師、東儀秀樹さんの音楽に合わせ、高校生3人が書いた詩3編を朗読。県立湯本高2年の村上愛美さんの「失ったものたちは、もう元には戻らないけれども いつまでもあなたたちを心に思い いつまでもふるさとを愛する」の詩に、目頭を押さえる参加者の姿も見られた。
佐藤雄平知事は「必ず世界に誇れる復興を果たす」と述べた。
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