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トンポ・トンネ 日々イモジョモ

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「イオ」に魅かれて蛸安へ

【1月21日・日曜日】

 名古屋からの車中、味噌カツの次はタコ焼きだなと思って、家に戻ったら「月刊イオ」に京都の老舗・蛸安足立店の紹介記事だ。


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 やや大きめ、パリッとした口触りがいい。二年余り、池袋でタコ焼き店を営んでいたが、この味には勝てない。連れ合いの教え子の李さんが夫の洪さんと一緒に切り盛りする店だということもあって、これまでにも何度か足を運んでいる。


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 私・「『イオ』を見て…確か、分会の集まりでも紹介されたのでは…」

 洪さん・「二号続けてです」

 李さんが相槌を打つ。相変わらず仲がいい。


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 「イオ」には載っていなかったが、タコで山盛りのキャベツを覆った、チョジャン味のサラダが美味しい。

愛知中高の校舎は凄い、東京中高の旧鉄筋五階の校舎の一・五倍あったとか、名古屋初級の教室は児童が多いこともあって、久しぶりに雑然としたウリハッキョを訪ねたとか、多くの一世たちは文字だけではなく、計算もできず買い物に苦心したとか、ウリハッキョ、同胞社会にまつわる話にこと欠かない。

 二月に予定されている、李さんが卒業した京都朝鮮第三初級学校の同窓会も話題になった。

創立五〇周年を迎えての大同窓会だが、学校は五年前の二〇一二年に、京都第一と統合し京都朝鮮初級学校に、校舎も伏見区に移転した。やむを得ない事情だと言え、ウリハッキョが統合・移転するということへの複雑な心境がうかがえた。

 四人組の客が帰り、途中電話での予約注文が入り、その後、入ってきた男女の客は、タコ焼きを四舟も頼み、「これは美味しい」と食べていた。

 二時間余りいた。ネギ入りは中身トロトロのタコ焼きの味を引き立たす。看護学校に行っている長女が実習に入ったとか、東京朝高に通う二女は二年になるとか、話は尽きなかった。

 店を出て、バス停に向かう。連れ合いと教え子との話はつづいているようだ。バスが来るかと、ひやひやしながら待ちながらも、少しうらやましく思った。

寒い。翌日は都心でも積雪一〇センチとの予報だ。七分余り寒風にさらされた。バスに乗るなり一言、「これじゃ、平昌は無理だわ」。滞在費用のこともあって、ためらっていたが、体力もついて行けないことを思い知った。


*加筆して、3月に刊行する『朝鮮学校のある風景』48号に載せます。