【5月27日・土曜日】
東京中高の校門をくぐると、運動場から「ハナ、トゥル…」というマイクの声。聞きなれた東京第三の先生だ。運動場の入り口に見慣れた第三ののぼり、前日の雨で予定されていた運動会の予行練習がこの日に延びたようだ。

綱引きの練習。「…二年生…綱から離れて…ひっぱらない…」
休憩時間なのだろう。校舎二階の窓から身を乗り出すようにして、「○○チャルヘラ」、「赤頑張れ」の声援。兄か、東京第三の卒業生なのだろう。

つづいて、大縄跳び。学年別に五、六人の児童が先生の合図に従い飛んでいる。「ハナ、トゥル、セッ…」全校生が声を合わせて数えていた。低学年は三~五回で綱に足がひっかかりアウト、高学年は一二回。本番が楽しみだ。道具係の金教務主任は、進行表に何かを書き込んでいた。

運動場を横断し、校舎に戻る。大きなごみ袋を持った生徒とすれ違った。「アンニョンハシムニカ」。高校生は「アンシカ」だから、中学生なのだろう。
