こんばんは
季節のにおいに敏感なしょったんです
きせつのにおい。
たとえば夜明け前に雨が降って 空気がしっとりしている朝は、冬でも7月頃のにおいがするし、
寒い夜に窓を開けて、ぬるい風がふわっと吹いた瞬間「春休みみたい!」と感じることもあります。
更に言うと
「この湿度…!道志川のキャンプ場の朝みたい!」
とか
「小学校の近くの和菓子屋さんでいちご大福(白餡)を買った日の帰り道みたい!」
とか
やや具体的に言いたくなる日もあります。
おもしろいのは、これを誰かに伝えた時に「ほんとだ〜」と返してくるひとがいること。
わたしの記憶に勝手に結びついてることが、わたしの知らないその人の人生のどこかにわずかに触れているのだなあ、と思う。あたまに思い浮かんだ景色は、わたしとは絶対違うはず。でも共感することができる
映画でも似たようなことがあるなあ
わたしはたとえば入道雲を見ると『風立ちぬ』が観たくなって、 空気が冷たくてからっとしていると『南極料理人』が観たくなり、 月がきれいだと『バスキア』が観たくなります。
これは映画のなかの風景や
映像の印象から受け取ってるイメージだと思うんだけど
目で見ることのない音楽や、小説でもありますよね。
四季のない国に生きていたらこの感覚はまた違ったのかなあ、日本の東京に生まれ育って良かったんだなあ、って思ったり。
わたしが見てきたものと わたしのこれまでの人生で溜めてきた知識と感覚は、わたしの目の前にある景色やひとの言葉に触発されて、いまのわたしができあがっていくのだ
歌を歌うとき、そのことをよく考える
わたしは目の前にいるひとのなかにある景色に触れたい
今夜は日本酒を飲んだもので、酔っていますよ〜えへ〜
明日ゆうがた
FMやまとにゲスト出演します
12月5日から始まるレギュラー番組に先駆けて!ちょこっとしゃべるよ〜聴いてね〜
あした16時15分頃
FMやまとをチェックしてくださいまし
おやすみなさいまし
しょた