ご飯を食べれなくなって、たまにさつまいもだけは口をあけて食べてくれたあんず。
でも、その貴重な瞬間は、いつも突然で、誰にも分からなかったけど、末の娘だけが分かる瞬間でした。
娘はHSCです。
病気ではなく、繊細で敏感な気質。性格の特徴です。
だから、あんずが自分で口を開ける瞬間があんずと同調出来る娘には分かったんだと思います。
絶対口を開けず、そっぽを向くあんずと向き合い、今だと思った瞬間に、娘が口に持っていくと食べたのです。
不思議な瞬間でした。
娘は学校に行けなくなって、1年が経ちます。
周りの人の矛盾や、人の気持ちを感じ取り、疲れ果て、行けなくなりました。
私は親として、逃げていいんだよ、行かなくても悪じゃないから、大丈夫だよと話し行かないという選択をしました。
頭がいいとか、いい学校とか、いい仕事だとかそんなのどーでもよかった。
1秒1秒が奇跡で生きていてくれるから。
そして小さな命を大事に出来る、寄り添えるそんな娘でいてくれた事が私には大事です。
小学5年生から学校へ行けなくなり、今は6年生。
勉強もマイペースに自分で思い立った時だけしてます。
でも、そらやゆずにおやつをあげる時に、忘れずに当たり前のように、あんずの仏壇におやつを置いてくれる。
お線香の煙りが真っ直ぐだと、あんずが近くにいるよと私が教えた時から、毎日お線香をつけ、煙りの行方をじっと見ながらあんずを感じようとしているそんな娘を私は誇りに思います。
