私は絶望を知っている

だから希望が持てる

私は涙のかなしみを知っている

だから笑顔になれる

ー 常本哲郎

 

言葉とは魂の響きである。

ー ワーズワース

 

 

 

傷つけられた悲しみも、

傷つけた苦しみも、

 

叶わなかった願いも、

届かなかった想いも、

もう戻ってこない時間も...

 

貴方が表現しなければ、

まるで宇宙をさまよう無数のかけらのよう。

 

だから、少しづつ、少しづつ...

千切れた涙を弾丸に込めろ、

 

それを 「言葉」 という。

 

 

 

「言葉とは弾丸が装填されたピストルである」

詩人ユーゴーの言葉です。

もし、その苦しみや悲しみが

貴方に与えられた理由があるとしたら、

それは何でしょう??

 

もちろん、理由なんて全くないのかも知れません。

でも、その経験をどのように響かせるかは、

唯一貴方にゆだねられています。

あなたは言葉という銃弾で、

誰かを傷つけることも、

誰かを救うことも出来るのです。

 

 

詩集 「沈黙の絶望、沈黙の希望」常本哲郎

生まれながらの大富豪、容姿端麗、頭脳明晰。

幼い頃からいっさいの失敗も挫折もなく、

仕事も、恋も、人間関係も、やることなすこと全て大成功...

もしこんな人間がいたとして、

この人の言葉がどれほど心に響くでしょうか???

苦難とは貴方だけの魅力、引力、特殊能力となるのです。

この詩集に記されている「言葉」を

何の先入観もなく読んでみて下さい。