ミサンガ(mi?anga)は、手芸の組み紐の一種である。刺繍糸を何本もあわせて編み、模様をつける。プロミスリングとも言う。なお、ブラジルではこのような呼び方はしない(後述)。
手首や足首などに巻きつけて使用し、紐が自然に切れたら願いごとがかなうという縁起担ぎ(逆ジンクス)もある。
概要
1990年代前半、Jリーグ開始当初のサッカーブームと共に、アメリカやヨーロッパのサッカー選手がチームの勝利を願って身につけていたものがきっかけとなり流行した(この頃は「プロミスリング」という呼び名が一般的だった)。中高生やスポーツ選手に根強い人気がある。
2004年プロ野球オールスターゲームでは、古田敦也をはじめプロ野球選手が、プロ野球再編問題で2球団合併反対、1リーグ制反対の願いを込めて12球団のイメージカラーをもとに作ったミサンガを使用したことで話題となった。
ミサンガの語源はポルトガル語であるが、本来の意味はビーズ(チェーン)であり、日本で呼ばれている紐だけのものをミサンガと呼ぶのは間違いである。
プロミスリング(Promise Ring)という名称は、英語では、恋人同士などを互いに表現する金属指輪の一種を指すことが一般的である。UGG 30th Anniversary
ボンフィン-フィタ
ボンフィンには【+Lembran?a do senhor do bonfim da Bahia+】(レンブランサ-ド-セニョール-ド-ボンフィン-ダ-バイーア、訳:バイーアの良き結末の主の記念)と書かれており、長いリボンを手首や足首に2回巻き、3回結ぶが、その時に各1回ずつ計3回お願い事をする。それが自然と切れた時に願い事が叶うといわれている。また日本ではネットなどでも1本200円前後で売られているが、実際は現地で貧しい子供たちが束になったものを格安で売っているものである。
なお、このフィタはもともとはMedidas(メヂーダス、直訳:長さ、大きさ、物差し)と呼んでいた。その理由は、フィタはキリストが十字架に磔にされた時に、釘で打ち付けられた脇腹と手首の長さを表したものだったからである。Web上では右腕の長さを表しているという説もかなり多いがこれは誤りである。
また、Jリーグ発足時にラモス瑠偉をはじめとして、特にブラジル出身のサッカー選手などがつけているものを、一般的に「ミサンガ」と呼び、それが定着したと思われる。しかしよく誤解されるが、ポルトガル語が公用語となっているブラジルではミサンガとはいわない。これはブラジルにおけるポルトガル語は、すでにポルトガル本国と異なりブラジルポルトガル語と呼ばれる独特な言語文化が形成されていることによるものである。
さらに、ブラジル出身のサッカー選手の多くがつけているのは、バイーアにある BomFim(ボンフィン)教会の周辺で売られている Fita (フィタ、リボン-ひも状のもの)であることから、フィタもしくは、そのままボンフィンと呼ぶのが一般的である。またボンフィン教会のそれを真似た他の教会のフィタも多数存在する。したがってサンバやカポエイラ関係をはじめとしてブラジルの文化に造詣が深い日本人の間では、ミサンガではなくボンフィンやフィタというのが常識となっている。UGG アグ クラシックミニ/Classic Mini チェスナット