帯広市民生活館
帯広には、アイヌの人たちの生活文化の向上と社会福祉の増進に寄与することを目的とした帯広市民生活館(北海道帯広市柏林台東町2-2-5)があります。
10月18日(日)、第11回アイヌ文化にふれあう集いが開催されました。
希望者には、ムックリ(アイヌ民族の楽器)がいただけるとのこと。
また、アイヌの伝統料理にも興味があり、試食もできるということ。
そして、私の血の中にもあるであろうアイヌの血、アイヌ文化を知りたいということで行ってきました。
新得神社に行った後のため、到着したのが11時20分。
ちょうど、100食限定の試食の時間に間に合ったので、早速、試食待ちの列に並びました。
アイヌ語でオハウとは汁物のことをいうそうですが、鮭と豚の2種類がありました。
豚は滅多に食べられないよ!
ということなので、豚を選択しました。豚は骨付きで、肉は骨から簡単に外すことができるくらいよく煮込まれています。塩味で、なかなか美味しかったです。
ムックリ入手
ムックリの音色は、モンゴルのホーミーにも似た振動音で、なかなか興味のある音です。
これがコツをつかむまで音がでないこと・・・。
音が出るようになりましたが、押さえている左手に力が入りすぎているのか少々指が痛い・・・。
慣れるまでには時間がかかりそうです。
祭壇と首飾り
会場には祭壇も展示されておりました。
この祭壇にあるポンイナウ(ポンは小さい、イナウは神への贈り物)という木を加工したものがありますが、やはり祭儀には、意識していなくても全国的に共有されている型があるように感じました。
そして、女性用の首飾りですが、近頃、自分も首飾りをしたい衝動にかられていただけに見入ってしまいました。
私も、良き首飾りに巡り会いたいものです。
鮭を調理
骨付きの豚肉は食べましたが、鮭も食べたかったなぁ~。
よし、自分で作ってみようと思い立ち、スーパーへ直行・・・。
鮭等の材料を購入して調理。
化学調味料は一切使用せず、塩も「宮古島満月の塩」を初開封し、素材にこだり、素材の味のみで作ってみましたが、これが見た目をはるかに上回る美味しさ・・・。
自画自賛ではありますが、超美味し・・・。
しばし、アイヌ民族の料理を作って食し、カムイへの感謝を忘れないように生きてみたいと思います。