ミスリルクロウは飛べない烏 -5ページ目

死神は夢を語るのか


やっと
ここまで来れたのに・・・



僕の空は真っ暗闇で
光る扉を手探りで探している

僕は息を吸うこともできなくてカラカラのくうきを肌で感じる

月の女神は太陽神と恋に堕ちたまま
もう戻ってはこない





探すのを諦めようか
このまま待っていれば
いずれ死神のキスが降る

雪と同じ冷たさで

ガリガリ


とおくなった君を

まだ

まだ

まだ

おもっているよ




今日は寒いね




休みの朝は
君の淹れたコーヒーを思い出す
ガリガリとミルのハンドルを回しながら

黒と灰と白の間で

君は何でも
白黒つけたがるし


優柔不断な僕は
決まってグレーなんだ




好きならついてこいよ
とは
言えなかった