あなたのやさしさや気配りは
『思い込み』と『思いやり』
のどちらでしょうか？
こんにちは。
「うえぼ」こと、上原達也です。
上の2つの違いが
イマイチ分からないという
あなた。
「あなたのためにやってあげたのに…」
「お前を喜ばせようと思ったのに…」
「親切で言ってやってるのに…」
『なんで喜んでくれないの？』
『なんで分かってくれないの？』
そうやって、
つい不満を抱き、
抑えられなくなり、
相手を責める。
口にしないまでも、
明らかに不機嫌になる。
話を聞かない。
目も合わせたくない。
そんな経験ありませんか？
子どもの試験が終わったから、
喜んでもらおうと思って
ご馳走を作って待っていた。
でも子どもは帰ってくるなり
要らないと言って部屋に行く。
今日はすごく気分がいいから、
喜ばせようと思って
恋人の好きな物を買って行く。
でも恋人は会うなり
不機嫌そうに要らないと言う。
電車で60歳くらいのおばさまに
喜んでくれるかなと思って
席を譲ってあげようと声をかけた。
でもそのおばさまは
「結構です」と一言だけ返す。
その度に
「相手の事を思ってしたのに…」
「喜ばせてあげようとしたのに…」
『なんで？』
もしそう思ってしまったなら、
せっかくのやさしや気配りが
『思い込み』
になっているかもしれません。
喜んでくれるはずだという
『思い込み』のやさしさだと、
喜んでくれなかった時、
あなたは怒りに支配され、
無意味だったと落ち込む。
あなたは期待し過ぎたんです。
必ず喜んでくれる、と。
子どもに「お疲れ様」の気持ちを、
恋人に「日頃の感謝」の気持ちを、
おばさまに「労わり」の気持ちを。
ただそう思って、
その気持ちを伝えるためなら、
喜んでくれなくても
あの子は疲れてるんだな。
彼女何かあったのかな。
おばさま元気なんだね。
って思うんじゃないかな？
きっとそれが、
『思いやり』
なんだと思います。
もし、
あなたのやさしさや気配りが
『思いやり』
だったらステキじゃないですか？
少し冷たく返されても、
素っ気ない返事でも、
『それでも相手を想える』
あなたで居られるんですから。
『思いやり』ポイントは
①ただ自分の気持ちを
表現しただけだ、と思うこと
②自分の気配りは
勝手にやってるだけだ、と思うこと
③喜んでくれる、と期待し過ぎないこと
④喜んでくれなかったら、
きっと会う前に何かあったんだ
誰のせいでもない、と思うこと
⑤喜んでくれたら、
ラッキー★くらいに思うこと
これを意識するだけで
『思い込み』のやさしさが報われなくて
落ち込むことも、相手を傷つけること
もなくなります。
あなたの『思いやり』が
どこか余裕があって
心地の良いものに感じられます。
最後に始めと同じ質問をします。
“これからの”
あなたのやさしさや気配りは
『思い込み』と『思いやり』
のどちらでしょうか？
いつも読んでくださり
本当にありがとうございます。
うえぼ。