京都のバーDDのマスター&メガネニカナウプロデューサー&役者/上杉逸平のなんやかんや… -3139ページ目

ケイゾクは…

京都バーDDうえすたんです


梅雨が明けたな…とはまだまだ思えないですね


京都のバーDDうえすたんの毎日ブツブツ…-SH3D0332.jpg



宵々々山、宵々々山、宵山、山鉾巡行の4日間のうち1日は雨が降るというのが京都の常識だったりそうでなかったり…









15年ぶりに来たっていうお客さんが


『商売で成功したいならタバコ屋を目指せ』


そんな事を例に挙げて一緒に来ていた若い子に話していました




リアルにタバコ屋をしろと言ってるんじゃなくて


タバコ屋さんは街のランドマークでありみんながそこにあるのが当たり前と思う様な存在なので


やるならそのくらいの店を目指せという意味を含んでいるのです



同感です



最近いつも使わせてもらっていた近所のタバコ屋さんが火事で焼けてしまいずっと閉まったままです



街の人間はみんな

『おばちゃんどうしてはるんやろうな…』

と心配しています



みんなが知っている、気にかけてくれているっていうのはスゴい事なんやな…と思います




昔雑誌の取材で20年以上続いているDDはどんな存在なのですか?と質問された事がありました


即答で「京都タワーみたいなモンですかねぇ」と答えました


『はい?』


「京都タワーってみんな知っているけど実際あんまり行かないでしょ、でもいつもそこにある」


『はい…』


「そんなノリが楽しいじゃないですか」


『なるほど…』



掲載された時には『京都タワー』は『古い観光地』に微妙にニュアンスを変えられていました


『京都タワー』がよかったのに…(笑)





漠然とこの仕事で生きていこうと考えていた20代前半の頃、実は最終的にはタバコ屋をやりたいなぁって言っていました


それは街のじゃなくて田舎のタバコ屋で


こんなとこ誰が買いに来るんやろかみたいなポツンとある田舎のタバコ屋


中ではタバコをくわえながら最新のゲームをのんびりプレーする俺がいて


下校途中の近所のガキ共が挑戦してくるのをことごとく勝ちまくり


ガキ共のオカンに『あのおっちゃんトコで遊んだらアカン』って言われるようなタバコ屋…





年寄りになってもカウンターに立って接客していきたいと考えながら毎日楽しんで営業する中で





タバコ屋の話がたまたま出たのでそんなことを思い出しました




今日も頑張ります(^_^)♪