個人的な評価★★★★★☆☆

客観的な価値★★★★☆☆☆

 

 

スペインのオートピレン製。

1970年代のもの。

 

 

オートピレンのミニカーは他社から流用した金型を用いて作られるものが多いのですが、これはどうやらオリジナルの金型を使用して作られたもののようです。

 

 

 

「なにが?」「どこが?」と問われると回答に窮しますが、私はなんとなくこのデザインが気に入っています。

名前もなんだかリズミカルでいいですね。

「マングスタ」はイタリア語で動物「マングース」を意味するそうで、その辺はなんだか予想通りといった感じですね。

 

思うに、昔の車というのはどれも個性的で、遠目に見ても車種の判別がつくものが多かった気がしますが、まん丸かったライトが四角くなって、その後滑らかな形のボディーの車が増えてきたころから私にはどれもこれもほとんど同じものに見えます。

もちろん燃費などの制限があるのでしょうから、空気抵抗の問題などから自ずとそのようになっていくのは仕方がないと思いますが、これはなんとも残念な限りです。

 

近頃の車で正面から見て私が一発で判別できるのは「ブガッティ ヴェイロン」くらいな気がします。あちらはなんだかコアラみたいですよね。

 

ちなみに「ヴェイロン」は昔のル・マンで活躍したピエール・ヴィロンからとったとのことで、コアラとは関係ないようです。

これも少し残念。