個人的な評価★★★★★☆☆
客観的な価値★★☆☆☆☆☆
製造はおそらく1978年から1980年あたりだと思われます。
広尾のシューストックは相場よりも1割から2割くらい高くミニカーを売っている印象がありますが、これに限っていえば在庫処分的な扱いで500円で売られていたためについつい購入してしまいました。
カウンタックは私の世代にとってはとてもなつかしいスーパーカーの王様です。
私は後ろから見た時のテールランプの形がなぜか好きで、タイヤのホイールに5つ穴が開いているのが大好きです。
このミニカーはタイヤの作りが雑でテールランプもパッとしません。
それはちょっと残念です。
ブリスターパックなので開封していませんが、透明なプラスチックにはそこら中にひびが入っていて、既に通気性だけは抜群の状態ではあります。
買った直後は「バンダイってこんなミニカー売っていたんだねー」などと軽く見ていましたが、おもちゃとしての出来栄えはかなりのもので、特にリトラクタブルヘッドライトのギミックは、室内のギアシフトを動かす事で開閉する仕組みになっており、当時の国産ミニカーの中でも異色かつ斬新だったことは間違いありません。
トランクやエンジンなどもそこら中が開き、開きそうなところで開かないのはフロントのトランク部分くらいなのではないかと思います。
そこまで開いていたら京商のデカい奴と並びますね。
中国の転売ヤーの活躍のおかげなのか、最近少しカウンタックのミニカーの値段も全般的に上がってきた気はしますが、数年前にレトロモビルで「カウンタックってなんで人気があるのに他よりも安いんですか?」と聞いたら「人気があるから現存数が多いのよー」という答えが返ってきました。
・・・なるほど納得です。
そういえば、表に「バンダイ製品はすべて安全基準合格品です。」と書いてありますね・・・
裏にきちんとSTマークもあるわけですから本来このような追記は必要ないはずですが、この頃に鉛合金などの毒性のある金属の使用が問題になっていたのかもしれませんね。
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