個人的な評価★★★★★☆☆
客観的な価値★★★★☆☆☆
1978年発売のこれはトミカ関連のロータスヨーロッパではおそらく唯一の本来の黒をベースにしたJPS仕様となる。本当に真っ黒。
当時発売された同車種のJPS仕様のものの中でも仕上がり具合は非常によいと言える。
ここまでくると唯一の難点を言えばタイヤのホイールだが、そこまで求めるのは酷というものだろう。
ロータスヨーロッパやJPSマークについては以前に仕事場のディスプレイに合わせてスクリーンセーバーに表示していた写真付きテキストがあり、その一部を貼り付ければ説明になるだろう。
ロータスヨーロッパは1966年から1975年にかけてイギリスのロータス社が販売したロードカーだった。
日本では漫画『サーキットの狼』の主人公が操る愛車として一躍知名度を上げた。
そのせいもあって、当時は必ず近所に一台くらいはあったというほど人気があった車だった。
ロータスヨーロッパスペシャルは1972年に発売された最終モデルであり、中でもフロントにJPSのマークの入ったものは非常に印象深い。
ジョン・プレイヤー・スペシャル (John Player Special) は、イギリスのインペリアル・ブランズが生産・販売するたばこのブランドである。
John Player Specialは1972年から1979年と1980年を除き、1986年までF1のロータスチームを支援した。漆黒と金のピン・ストライプに彩られた車体は特に印象深く、ロータス・79が「ブラック・ビューティー」と呼ばれるなど、当時を代表するカラーリングに挙げられることも多い。
1986年以降、JPSロゴが消えた後もこのカラーリングは継承されたが、2011年にGP開催国であるカナダ当局が「タバコのパッケージに似たものはどんなものであっても法律違反だ」と見解を出したことにより制限を受けることとなる。
この制限は2018年にカナダ当局から解除されるまで続いた。




