目覚ましアラームを止めてみた。
目覚ましアラームで起きても、眠いのがどうにもならないから。
遅刻するのは良くない、と考える。
だから、目覚ましアラームを出かける時間の1時間半前、1時間前、30分前の3回、鳴るようにしている。
しかし、起きても最近は頭がぼやっとしている。
それは、眼鏡を外して見たランドルト環のような、ぼやっとした感じだ。
とにかく、寝たい欲求がとても強い。
今回は前日が寝るのが遅かったこともあり、何時にも増して眠かった。
だから、目覚ましアラームが鳴らないようにした。
どうしても起こされたくなかった。
スマートフォンの電源を落として、眠りについた。
目が覚めて、飛ぶ鳥を落とすように、勢い良く起きた。
外が暗くなり始め、これは遅刻したかもしれないな、と半ば諦める覚悟をした。
しかし、時刻は出かける30分前、大変丁度良い。
目覚ましアラームで起こされなかったからか、すこぶる体調が良い。
本当にしっかり寝れたように感じる。
そして、気付く。
目覚ましアラームがない方が気持ちが楽になっている。
遅刻しないようにと3度鳴るようにしていたが、止めるのが面倒になっていた。
今回、目覚ましアラームを止めたら、その煩わしさから解放された。
心も身体もスッキリしている。
もしや、いつも眠い眠いと言っているのは、目覚ましアラームのせいか?
否、目覚ましアラームは良い仕事をしていた、何度遅刻するのを防いでくれたか。
眠い眠いと言っていたのは、他ならぬ私だ。
しかし、今回のことで目覚ましアラームを利用するのは止めようと考える。
遅刻するリスクより、眠れた実感のリターンが大きかったから。
しばらく止めてみて、問題ないなら、そのままにしよう。
目覚ましアラームを止めてみた。
意外に何とかなって驚いている。
自分の身体のリズムをもう少し信用しよう、そう考える秋の夕暮れ。
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