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(서 시)

 

죽는 날까지 하늘을 우러러

한 점 부끄럼이 없기를,

잎새에 이는 바람에도 

나는 괴로와했다.

별을 노래하는 마음으로

모든 죽어가는 것을 사랑해야지

그리고 나한테 주어진 길을 

걸어가야겠다.

 

오늘 밤에도 별이 바람에 스치운다.

 

 

 

(序 詩)

 

息絶える日まで天<そら>を仰ぎ

一点の恥の無きことを、

木の葉にそよぐ風にも

私は心痛めた。

星を詠う心で

すべての死に行くものを愛さねば

そして私に与えられた道を

歩み行かねばならない。

 

今夜も星が風に擦れている。

 

 (上野潤訳)

 

今日は僕の誕生日です。だからというわけではありませんが、僕にいろいろな意味で決定的な影響を与えてくれた「恩人」であり「友」である韓国朝鮮の詩人尹東柱<ユンドンジュ;1917~1945>の代表作「序詩」を皆さんに紹介します。彼の詳しい伝記や作品解説はもしよかったら僕のホームページ「上野潤の詩の世界」や出版した書籍でご覧ください。尹東柱に関しては訳詩集と研究書を出版していますので。この作品はもともと彼が遺した自筆原稿には題名が書かれておらず、出版しようとしていた詩集巻頭に序の代わりに書かれていたものなので、今日一般的に「序詩」(서시)と呼びならわされています。ですからここでも彼の意図に沿って題名はあえて(  )に入れておきました。

「今この世は患者だらけだ。もしかしたら僕のこの詩集が病める人々の治癒のきっかけにならないとも限らないじゃないか」と親友に漏らした意図の下、当初『病院』と名付けられていた詩集は、この作品が書かれたことで『天と風と星と詩』<そらとかぜとほしとし>という題名に変えられました。

皆さんはこの詩、どう読まれますか?

いつか機会があれば、尹東柱の詩の朗読会や講演会(もちろん僕自身の詩の朗読会も、ですが…)を企画したいと思っています。その時皆さんとお話しできれば嬉しいです!