『因果応報』・・・ (因と縁)
ここんトコ、急に冷え込みが厳しくなりました・・・
忙しい植木屋サンも居られるでしょうが、
ワタシは1月はのんびりと仕事してます。
冬のお仕事、「寒肥」してます。
今日、寒肥していて思い出しました・・・
『今年はブログ、たまにはマジメな事も書こう!』って思ったコトを・・・
ですので、頑張って書いてみますね・・・
『今日花が咲くのは、過去のおかげと知る。』
「花が咲いたのを見て、
今年ひとりでに咲いたと思ってはいけない。
過ぎた日に、まかれた種が、
今日咲いた花の因になっている事を知りなさい」・・・
空海の漢詩の一節です。
花はただ自分の力だけでその日に咲いたのではないのです。
つまり、仏教の基本にある「因と縁」の事を謳ったもの。
物事も心の働きもすべて、因(直接の原因)と
縁(間接的な原因となる様々な条件)によって
果(結果)として生じたものです。
花が咲くのは、種がまかれるという「因」と、
日当たりや水分を得て、虫にも食われず成長できた「縁」
によって生じた結果で、実ったものはまさに
因縁によってできた「果実」なのです。
空海 黄金の言葉より・・・
寒肥とは、つまり、『縁』な仕事なワケなんですねぇ~。
「年に一度ぐらいは、花木、庭木に御馳走をあげて下さい。」
そして、今年、高校の時の恩師からの年賀状で、
こんな言葉が書き添えてありました。
「体を動かし、汗を流す、〇〇の仕事は
私の仕事にも似ている・・・
育てる(木)という事も同じだ・・・
共育していきましょう!」 ・・・
どうしょーもなかった自分を親身になって面倒みてくれた先生・・・
時には、厳しく。時には、優しく。いつも見守ってくれました。
今、こうして、自分があるのは、
先生のお蔭と言っても、決して過言じゃありません。
先生はワタシにとっての、『縁』なんですよね・・・・
そんな先生から、「共育していきましょう」と言われ、
ホントに、嬉しかったです。
まだ、花なんて咲かせられていない自分ですが・・・
いつか、いつの日にか・・・
ちっぽけでも綺麗な花、咲かせたいと思います!!!
Ta!