実は最近、法人成りしました。

 

コロナでややこしい時にややこしいことしてます。

でも、タマタマですが、絶妙のタイミングで、

持続化給付金は200万円もらえるかも?

 

「かも?」というのは、今回のブログとも関わりがあるのですが、

現在進行中の話なので、この詳細は別の回として、

法人成りの際、ちょっと落とし穴だなと思ったことをシェアします。

 

今回のブログを読んでいただくと、

自分で帳簿付けとかをやっていて、

これから士業のお世話にならずセルフ法人成りしようという方は、

無駄な失敗や面倒なことにならないかも?

新設法人の方や専門家にお任せという方はあまり参考にならないと思います。

 

改めて、私の状況を説明いたしますと、

カメラマンです。

仕入れもなければ、在庫管理、原価計算もありません。

勘定科目もよく使うものは数種類。

従業員もいません。

複式簿記だけ理解すればクラウド会計があれば楽勝!

という感じでやっておりました。

一人親方でやっている人は同じような方多いんじゃないでしょうか。

 

そんな感じでやっていて、

そろそろ法人成りかなと思った頃に気になるのが、

freeeがやたらと宣伝してくる

「会社設立が簡単に、安くできますよ〜」

的なやつ。

 

ずっとMoneyForwardを使っていて気に入ってはいたのですが、

唯一の不満が、直接電子申告ができないこと。

freeeはその点を対応しているっぽいので、

この際乗り換えるかなということで、

freeeで法人設立することにしました。

 

ここで、この時点の僕の思い込みを整理しておくと、

「freeeはものすごい宣伝しているから、

 きっとすごいたくさんの人が使っているんだろう、

 このやり方の通りにやればどこでもスムーズにいくはず」

と思っていたのですが・・・・

 

・電子定款の提出が今時CD-R

 

今時CD-Rって使わないじゃないですか、でも調べたらDVD-Rでも良いとのこと。

でも、行政書士から来たメールに注意書きがあり、

 

PC用には

”CD-Rへデータ移送する際には、ローカルフォルダにダウンロードせず、メール画面より直接CD-Rドライブへ書き込みをお願いします。”

MAC用には

”デスクトップ等に保存したものをCD-Rに保存するのではなく、定款データをそのままドラッグアンドドロップしていただき、CD-Rに保存して頂きますようお願いいたします。”

 

PCでもMACでも調子が良くないらしい、どないせいって言うねん。

直接って言っても、データ自体はローカルにもう落ちて来てるよね?

なんとか焼いてはみましたが、

ちゃんと焼けているのかどうか確認することもできず・・・

と、言うのも、この際電子署名が問題で、

”【電子署名について】

★ 弊所がアップロードした電子定款のデータを開いていただき、電子署名(印影)が確認できるか、ご確認をお願いいたします。

※ 必ずPCでご確認ください(スマートフォンの場合は適切に表示されません)。

※ PCのシステム・環境等が原因で印影が確認できないことがございます。

※ 「少なくとも1つの署名に問題があります」という表示が出ますが、問題ございません。”

どうしようもないね。

 

まあ、一回二回の再提出は仕方ないと思いながら法務局へ。

 

必要書類一式と、DVD-R、必要となっていた定款のプリントアウトを提出。

「あとでお呼びしますね〜」

     ・

     ・

     ・

「これ(DVD-R)なんですか?」

「定款です。」

「あ、これ(紙の定款)が、これ(DVD-R)に入ってるんですか」

「(なんだ、中身は見とらんのかい)そうです。」

「これ(紙の定款)も頂いていいんですか」

「(要るんやないのかい)要るんですよね?」

「ん〜・・・」

 

どうも混乱させてしまったらしい。

 

そんなことがありましたが、無事登記完了

税務署と都税事務所にもfreeeからプリントアウトした書類を提出

(この書類がとんでもないことになるのですが、長くなって来たのでまた今度。

できたら、法人設立届けはfreeeの書類を使わず、税務署から落とした書類に自分で記入することをお勧めします)

 

一通り終わって、

そういえばfreeeで電子申告ってどうやるんだろう、決算の時に慌てないように確認しとこう。

「連携用データを作成」これだな、ポチッ。

 

”法人税の達人用の決算書データを出力”

 

んっ?なんか違うぞ。

 

ヘルプから・・・

 

"法人は、決算期末から2ヶ月以内に法人税の確定申告を行います。次の方法で作成することができます。

  • freeeに対応した税理士・会計士に依頼する
  • 会計freeeで作成した決算書データをクラウド申告freeeへ連携させて作成する
  • 会計freeeで作成した決算書データを「法人税の達人」や「A-SaaS」へ連携させる
  • 会計freeeで作成した決算書データをその他の法人税申告ソフトへ手動で転記する"

ほう、2番目のクラウド申告freeeだな、ってなんだ?

 

”クラウド申告freeeで、法人税申告機能を利用することが可能です。

法人税申告は主に会計事務所様向けの機能となり、法人税申告書の作成実務を理解されている認定アドバイザー様のみ購入・利用いただける機能となります。”

 

おいっ!

だったらMoneyForwardで良かったじゃないか。

この先を考えたらMoneyForwardの方が安くて機能も豊富なので、

freeeの一年契約をしたが、結局、MoneyForwardの契約も

 

そして、現在進行中の法人設立届出書の問題も・・・・・