大人のバイオリンはフルサイズといいます。

子供のバイオリンは分数サイズというものがあり、1/16、1/8、1/4、1/2、3/4、フルサイズ、と成長に合わせてサイズ交換をしていきます。

今回は分数楽器、分数バイオリンについて書いてみたいと思います。

 

 

 

 

まず、バイオリンを選ぶ大事なこととして、

「道具として使えるか」ということがあります。

バイオリンを弾くときは音合わせ(チューニング)をします。

日々の練習でお子様がバイオリンを弾くときは親御さんがチューニングをします。

最初はテールピースにアジャスターが内蔵してあるタイプが扱いやすいと思います。

日々の細かな音合わせはアジャスターで大丈夫だと思いますが、大きく狂った時はペグを使います。

また、弓の毛が使える状態かどうかも確認します。

弓の毛はおおよそ1年に1回交換します。「毛替え」といいます。

バイオリンの弓には松脂を塗りますが、弓の毛が古くなると、松脂がうまくつけられず、

弓を弦にのせた時に滑ってしまうので、うまく弾けません。

 

分数バイオリンは成長に合わせてサイズ交換していきます。

 

3歳や4歳のお子様は、だいたい1/16から始めることになるかと思います。

大きすぎると重たくて支えきれないので、その子に合ったサイズが大切です。

子供の成長は一人ひとり違うので、それぞれの楽器をどれくらいの期間使うことになるかはわからないですが、

だいたい小学校高学年から中学生くらいで大人のフルサイズを使います。

 

楽器の入手方法について、バイオリンを専門に扱う楽器店での購入が、後々の扱いやすさに繋がるのでおすすめします。

誰かのおさがりなどがあれば、それも良いと思います。



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