10日10日に公開された
映画『トロン:アレス』を観て来ました🎥
シリーズで過去作があり、
元祖『トロン』(1982年)は観た事ありませんが、
前作『トロン:レガシー』(2010年)はDVDで以前鑑賞。
↓過去2作品の映像が少しだけ観られます。
純度100%のSFです。
前作『トロン:レガシー』では
映像と世界観がSFに特化されていて唯一無二でした。一回観たら忘れないでしょう。
元祖『トロン』は年代的に革新的な映像作品だったと思われます。
で、以下が今作の鑑賞後のレビューになります。
※以下はネタバレを含みますので
鑑賞予定の方は読まないでください!
採点 5点(10点満点中)
・観てもいいけど、特に観なくていい
・映像は良かったけれど、及第点といった印象
◆良かったところ
・AIやロボットなど新技術に対して知らず知らずどこか不安視するのが当たり前になっていたけれど、
極論を言えば例えればドラえもんやそのひみつ道具の世界観みたいに、
みんな楽しくなる、ワクワクする、平和になる、、、
もっと無邪気に、もっとポジティブに捉えてもいいのかな
という忘れていた感覚を思い出させてくれた。
主人公アレスの変化や技術の平和利用の様子から、それを感じた。
ただ、この感想は自分独自な気もする。
・中盤までのテンポはよかった。
◆気になったところ
・よくある盛り盛りてんこ盛り映画。シンプルで魅せてほしい。
・既にトロンを知っている人向け作品。
過去作の小ネタを色々入れてまずくなった作品として『ターミネーター3』を連想した。
小ネタ優先のために魅力的なストーリーを犠牲にしたかも。
最新作だけ毛色が違ったという意味では『マトリックス~レザレクションズ~』も似てるかも。
・1作目ぽい世界が続くところの会話シーンがちょっと何言ってるか分からない状態だった。
意味ありげに話すけど、たぶん観客はついていけなくて、空回りだったと思う。
・アレスが昼間に普通車を運転しながらカルチャーの話をしてたけど、かなり人間臭い。
意図は分かるし、ダメとまでは言わないけど、
ただ、この意外性は多くの観客が期待してない方向の意外性だったと思う。
・3Dプリンタぽく形成されるシーンが何度も出るけど、
3Dプリンタは少し前の技術で既視感があるので回数の分だけ古さが強調させられた。
・総デジタルの世界で展開された、前作のほうが世界観は良かった。
本当のことを言うと、微妙なんじゃないかという予想はしてました。
SFの良作として『トロン』が紹介されたのを見聞きした覚えが一度も無かったので…
ベタだけど『ターミネーター2』や『インターステラー』がいいと思う…
来年公開予定の映画
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を超期待しています!!
原作の小説をベタ褒めしている人多数の様子。
何がそんなにいいのか、
今は予備知識をあまり入れないようにしています。
たぶんこのまま劇場に向かうと思いますが、そろそろSFの良作と思えるものに当たりたい!