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~光陰矢の如し~

故人の遺品整理をして、借りていたマンションを退去して、相続すべき書類をほほ全て片付けたら、命日から既に三ヶ月がすぎていた。

心身共に出来事を受け止める事が出来ず、必死に片付けて、早々と四十九日も納骨も済ませ、ひと月が過ぎてようやく普通の生活に戻りかけていた。

舎弟の残していった買ってまだひと月もしない中古車を愛車にして、暫くは車中で涙を浮かべていた。

高校を卒業出来なかった事を、お袋と仲違いした事も、亡き親父との確執もみんなオイラのせいにして生きていた舎弟。

オイラには言いたいことを言いまくり、理不尽な事も押し付け、好き勝手に生きてきた癖に、奴の会社の人々は皆「無口だったよね?」

生保のお姉様にも「他の方々は結構な言葉遣いで怖い位でしたが、○×さんは寡黙で直ぐに頷いて下さり、とても良い方でした。」···驚きを隠せない我々夫婦だったが。

結局の処、お前、オイラやお袋だけに文句言っていたのか!

ならば「体調が悪い」こと位、電話で言えば良かったのに。

昨年末には、かかりつけ医の指導で毎日の血圧測定と24時間の心電図測定とかなり具合が良くなかったのだろう。

テーブルの上に、高血圧の処方薬にも睡眠誘導剤やら
沢山積んであり、その様子が垣間見えた。

けど。死んではいかんよ。兄貴より先に。

独身だったから、あまり気にすることもなかったのかもしれないけど、文句を言えるのも生きていればこそ、なのだ。

何とかだったが、相続も80のお袋に知られる事無く済ませられた。

お袋が逝けば家系で残るのはオイラだけ··幾らなんでも早過ぎる。

最期の別れの会話も出来ずに呆然としているオイラには、やり切れない思いしか残らない。

と言っている間に、とんでもない報告が。

今度は結婚式以来だった従兄弟が、脳梗塞で他界した、との叔母から便りが。

齢45歳。看護師だった嫁さん、いたたまれないだろうな、と思いつつ、どうする事も出来ずにやるせなさが残るばかりだ。

皆の前で発症したが、「シビアなお客さんなんだ、遅れる訳には行かない!」「今、行かせなければ一生恨むぞ!!」とかなり暴れたらしく、そのまま昏睡状態で帰らぬ人に···

若いから尚更気にしなかったんだろうな。具合悪いのを気にしない位、健康に自信があったのだろう、それが命取りになってしまった。

心筋梗塞から脳梗塞まで発症したオイラは何とか生き残り、健康に自信の有った者が先に···

春は過ぎていくのに、全く気持ちは上向かない。

ただ、じっと時が過ぎて、思い出にしていく事に耐えて
いるしかない。



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