もうね。タイトルがウケるでしょ?
ブルドックって落ちてるのかって(笑)
それがね・・・落ちてたんですよ。普通に。
いわゆる迷子のブルドックくんがいました。
今朝、主婦的に忙しい時間に掃除機をかけていたら外から大声で呼ばれたんですよ。名字のほうを。
「○○さぁーあぁぁああーんっ!」って、大袈裟じゃなく本当に大声で叫ばれた感じで。
何事かと窓から顔を出すと、挨拶くらいはするけどそれほど親しくしているわけじゃないご近所さんが私を呼んでいます。
「おはようg・・・「早くっ!!ちょっと来てっ!!犬が!犬が!!」
こりゃただごとではないと思い、犬が犬が言われたので、一応捕獲用のリードを持って飛び出しました。
すると!!
なんということでしょう!!
でっかいブルドックが車道にちょっとはみ出した感じでお腹をべったり地面につけてゴロンしています。
でっかい口を開けて、ながーい舌を出してげへげへしています。
この道は小中学校の通学路だし、国道で交通量も多い。
ブルドックくんが事故にあっても困るし、登校中の子どもたちに何かあっても困ります。
一か八かで「バズーカ!」と呼んでみました。
※バズーカとは私がブルドックを飼うならつけたい名前です(笑)
するとその子はなにを思ったのか本当にバズーカなのか、むっくりと起き上がり私に向かってのそのそ歩いてきました。
幸いチェーンネックをつけていたので素早くリードを装着することに成功しました。
私を呼びにきたご近所さんも野次馬のご近所さんも
「ひーっ!!大きいねー怖いわー!!」
とか言いながら遠巻きにその光景を眺めてるわけですよ。
私だって初めて会ったわんわんでしかもそれがブルドックで男の子で推定体重50kgありそうな巨体でこの風貌だしブルドックのこと良く知らないし本当はちょっとビビってたんですけど!
フレンチブルちゃんとかじゃないんですよ、本物のブルドック。
まぁ噛まれてもいいか、長袖のトレーナーだしそこまで怪我しないだろ、事故が起こるよりは・・・。と思って捕獲に踏み切ったのですが、見学者は4人ほどいましたが、すっごーく離れたところから
「危ないわよー気を付けてー」とかね(笑)
いいんですけど。ご近所さんたちは私のこと 無敵の犬使い とでも思ってるんでしょうか?
犬舎で働いてて、動物愛護のボランティアしてて、家に3匹わんこがいるとしても私だって良く知らない犬種で初めましてのブルドックを捕獲するのはちょっとした命がけですよ本当に。
捕獲成功時には拍手をしていただけましたが。
無事にリードを装着できたのでしゃがんで話しかけてみました。
「あんたどっから来たの?」
相変わらずげへげへ言いながらではありましたが、きっと一人で歩いてきてしまって不安だったのでしょう。
ちょっと甘えて頭を擦り付けてきたりします。
まぁなんて可愛いんでしょう。巨体だから押されて倒れそうだったけど(笑)
私には夢がありまして、体力があるうちに超大型犬と暮らす・・・その候補は
①セントバーナード
②イングリッシュブルドック
③秋田犬
なわけですよ。
じわじわと 「これ、運命?」とか思っちゃいますよね(笑)
以前 夫にセントバーナードかブルドックを飼いたいと言ったときに猛反対されて、それでもしつこく飼いたい飼いたいって言い続けていたら「助けてあげなきゃいけない子がいたらね」という曖昧な許可をもらっていたわけですよ。
まさにその状況なってるわけですよ!!
しかしながらこのバズーカ(って勝手に呼ぶよね)チェーンネックをしているということはどこかのお宅の大事な子のはず。
とりあえず、喉も乾いているだろうから一旦自宅に連れて帰りお水を飲ませて最寄りの交番に電話しました。
これ、ウチの車庫の床が汚いわけではありませんよ。
お水を飲むのにこんなに撒き散らすんですよブルドックって奴は!!ウソみたいでしょ??
でかいでかい(笑)
この洗面器は普段はウチのわんこズが3匹で使うものなんですが、バズーカ1匹でこのサイズ感です。
怖い怖い(笑)
でもこれ多分 「おばちゃんおみずありがとう」って精一杯の可愛い顔でお礼言ってる顔だと思います。
お腹が空いてるかもしれないけど、アレルギーとかあったら困るのでおやつをあげるのはぐっと我慢しました。
お巡りさんが来るまで一緒に遊んで待ちます。
とても慣つっこい可愛い子です。
そこで閃いたというか「ふと思い出す」って言葉がぴったりな思い出し方で、この子もしかして・・・?とブルドックを飼っているお宅を思い出しました。
犬友あるあるなんですが、わんちゃんの名前は知っていても飼い主さんの名前知らないってありますよね(笑)
まさにソレで、しかも確実にそのお宅とは限りませんがブルドックって珍しいですからそんなにたくさんいませんよね。
家の場所はわかりますが名前は知りません。
バズーカをお迎えにきてくれたお巡りさんにその旨お話してバズーカのお宅であろうお宅をお知らせしました。
この時点で警察に迷子の届けはまだなかったそうです。
私が保護して1時間以上経過していたのですが・・・。
迷い犬は 落とし物 扱いです。
このまま私が預かることはできないんだそうです。
ブルドックは体温調節が苦手なことや、お水をいっぱいあげて欲しいことやとにかく心配なことをお願いするとお巡りさんはそれをちゃんとメモしてくれて必ず気を付けますと約束してくれました。
そして 生物の落とし物 なので保管期限は1週間、それを越えると保健所だと話され「そうなったときにご連絡は希望されますか?」と聞かれたので被せ気味に「連絡してください絶対に!」と伝えました。
警察での保管期限が過ぎて私が預かることになって拾った日から半年経過したら正式に私のものになるんだそうです。
そのとき飼い主が現れても返さなくっていいんだそうです。へーそうなんだ。
でもさ バズーカにも大好きな家族がいるはず。まだ届けを出してないけど必死で探してるはず。
私が思うお宅の子だったらいいなと思ってお巡りさんに引き渡しました。
ウチの前にパトカーを止められていたので、事情をしらないご近所さんはいったい何事かと思ったでしょう・・・。
バズーカはお巡りさん二人がかりで抱えられパトカーの後部座席に新聞紙を敷き詰められたところにのせられ連行されていきました(笑)
このブログをご覧になってくださる皆様はわんこ大好き!な方々だとおもいますのでご存じかと思いますが、警察と保健所は連携していません。
大事なわんこが迷子になったときは必ず警察と保健所と両方に連絡しましょう。
そして!ここ大事!!
わんこの犬種によって遺失物としての価値が変わります!!
例えば 我が家の場合、ビビ(雑種)が迷子になったときと まめもち(柴犬)が迷子になったときの対応が違うということです。
明らかな雑種には財産価値が認められないんだそうです。
飼い主さんにとってはとてもとても大切な家族なのに!!
今回もバズーカがブルドックだったのでお巡りさんが迎えにきましたが、これが首輪なしの雑種だった場合、お巡りさんは迎えにきません。
これは以前実際に私が体験した話しですが、首輪のない5ヶ月くらいの子犬がうろうろしていてどうしても捕まえることができなかったときに交番に電話をしました。交通事故になっても困るし通学路なので、と理由をつけて連絡したのに、警察の回答は「こちらで捕獲したとしても行く末は保健所とかになってしまうので・・・。」と歯切れの悪い返答で結局パトカーすら向かわせてくれませんでした。
おかしな話しですよね。でもそれが日本の司法ってやつですよバカバカしい。
バズーカは連行されてから1時間後くらいでご家族のもとに戻ることができました。
私が思っていたお宅で正解だったそうです。警察から連絡をいただきました。
小さい声で心の声を漏らしていいですか?
「お礼の電話もないですけど?何かお礼をしてほしいわけではないですが、大事な家族を無事に家に帰すことに協力してくれた人って私だったら神様扱いだけど?どーゆーこと?」
楽しい時間でした。
ブルドックと暮らす夢は叶いませんでしたがバズーカがおうちに帰れてよかった。
その間ウチのわんこズはどうしていたかと言いますと、さすがに対面させるわけにはいかないので車庫でおこっていたこの事件にまったく興味がなかったようです(笑)
ちょっとだけバズーカを触った手とかを匂ったくらいでした。
お利口な我が子たちで良かった。
それにしてもご近所での私の評価って・・・。
犬のことで困ったらあの家の奥さんに!!!
って感じなのかしらん?












