光として生まれ愛されてきた大好きなあなたへ
特別支援学校に 務めるようになり
その 存在を知った 学校があります
それは、訪問学級です
障害が 重く 寝たきりだったり
病院に入院中のため 学校に
来られなかったり
そういったお子さんの所に 行って
一緒に 勉強します
私は 訪問学級で 5年間
いろいろなお子さんやお母さんたちと
素敵な出逢いを させてもらいました❗
障害と言っても
生まれた時から ではない
お子さんも います
たっちゃんは 進行性の病気でした
小学校も 途中まで 普通に 通っていました
よく 転ぶようになり おかしいと
病院に行き その病気が 分かりました
桜の花の舞う頃 お母さんと
電車に 乗って 大きな大学病院に
手術を 受けにいったそうです
その頃、まだ 路上で演奏していた
「 いきものがかり 」さんを
近くの駅で
見かけたことが あるそうで
「 sakura 」この曲を
聴くと あの時のことを
思い出されるそうです
私の出逢って たっちゃんは
ベッドに 横たわり
胃ろうと言われる
胃に直接つないだチューブをつけてまして
気管切開したのどには
タンを吸引する時の器具が
つけられいました
高校生の彼の顔たちは
ちょっと 大人っぽくて
長い手足は 緊張して
力が入った方向に 変形していました
大きな瞳のまばたきと
眼球の動き
手足の緊張具合を
彼のサインだと 受け止めつつ
関わらせてもらいました
話かけながら たっちゃんの
わずかな動きと対話する時間は
尊い気がして 仏様と 対話している
そんな気がしました❗
校庭を走りまわっていたお子さんが
寝たきりに なっていく時間
自由に音声言語を 操っていたお子さんが
声を失っていく時間
どんな思いで どんな言葉を
どんなやりとりをしてきたのだろう
どんなもので あったか 考えると
胸が ぎゅーっと 痛みます
たっちゃんのお母さんは
たっちゃんに ハリーポッターを
読み聞かせ していました
聴力は 残っていると 信じて
深夜のアニメ番組を 録画して
一緒に 見ていました
たっちゃんが アニメ大好きだったから
たっちゃんに 剥けないくらい
お母さんが アニメ好きに
なっていました
たっちゃんが 家に いるときは
調子がいいときでした
胃ろうチューブからの食事
薬 オムツ 痰の吸引
それは 夜中も 定期的に
行われて いました
たっちゃんのお母さんは
たっちゃんのベッドの下に
寝ていました
すぐに 起きられるように
すぐに寝られるように
そんなまとまって寝られる時間もない
生活の中でも いつも
たっちゃんのお母さんは
笑顔でした
たっちゃんの薬を忘れて
寝てしまったこと
アニメの話と 同じように
笑いながら
あっけらかんと 話す
お母さんが 私は 大好きでした
おもしろいから 読んでみてと
30巻まとめて コミック本を
何度も 貸してくれました❗
作ったの❗と ドラえもんの帽子を
たっちゃんに かぶせて
一番うれしそうなのは
お母さん でした❗
その明るさ
たくましさ
深く深い愛
楽しく信じること
信じ続けること
本当に信じると 楽しくなること
見せてもらいました❗
たくさんのありがとう😃💕
最後まで
読んで下さり ありがとうございます💕
