愛を乞う仔♡ | ♡卯月花のブログ♡

♡卯月花のブログ♡

幼い頃からの想い出を縦糸に
道草しながら出逢った人や動物たちとの交流を横糸に
綴っていきたいと思います。
昭和の良き時代を生かされた事は
幸せだったとしみじみ感じます。


















スミちゃんは
平成21年4月4日に
わが家で 生まれました。
5匹の兄妹です。


風ちゃんは
平成19年の春生まれと思います。


イ○ンの大型商業施設の駐車場で育ち
3回の出産後
平成20年11月16日
わが家に連れて帰りました。


スミ(菫)ちゃんは1匹だけ
生まれてずっと
お母さんと一緒でした。


平成29年12月29日に
風ちゃんが逝くまで。



風ちゃんが怪我をしてから
暫くして
少し離れて眠るようになりました。

お母さんのしんどさがわかったのか?

風ちゃんが自分の死を覚悟して
スミちゃんを離したのか?



風ちゃんのお通夜の時も
他の子は傍に寄って来ましたが
スミちゃんは遠くに居ました。



裏庭に埋葬する時は
スミちゃんだけ外に出しましたが
姿を隠して
呼んでも姿を現しませんでした。


埋葬を終えて自宅に入ると
キッチンの窓で
入れてもらうのを待っていました。



それから
私にくっついて
甘えます。

そして
痩せました。



暖かくなって
外に出たそうです。

今の季節は
親子で庭で暮らしで居ました。


先日
洗濯物を干そうと
勝手口を開けると
スミちゃんが逃亡しました。

暫くすると
キッチンの窓で
待っていました。

それ以来
出ようとはしません。

お母さんを捜しに行ったのかな?



キッチンの窓は
屋根と囲いのある
サンルームのような
洗濯物干場にあります。

娘のおもちゃ箱を利用した
猫マンションに親子で眠っていました。

外猫さんのダンボールハウスも
置いています。



私の手の甲に
頭を擦り寄せて
撫でて欲しいと甘えます。

撫でると
仔猫のように甘えて鳴いて
お馬さんのように
プルっプルと鼻を鳴らして
喜びます。

他の子には見られない程の
愛情の欲求です。

遠慮がちだけど
これだけは譲れないと
体中で愛を欲してる。

風ちゃんと同等の
愛を欲してる。



スミちゃんは
うちの子たちみんなのお兄ちゃんだけど
心はまだまだ仔猫のまんま。


お母さんと
生まれてずっと9年近く
一緒だった男の子。



お母さんを知らない子
お母さんと離れて生きていた子

そんなうちの子たちには
羨ましかった子です。



風ちゃんが居なくなって
ひとりぼっち?

みんなの輪に入れなくて
花ママにくっついて離れない。

甘えん坊のコジちゃんがエセらって
スミちゃんをやっつける。
ココちゃんもイジメてた。



今は少し落ち着いたのか?
何とかみんなに混じってる。


それでも
「母をたずねて三千里」のマルコや
「みなしごハッチ」のように
心はお母さんを捜してる。




♡風ちゃん。スミを守ってやってね。



♡スミちゃん。ガンバろうね。






赤薔薇クローバーピンク薔薇クローバー赤薔薇クローバーピンク薔薇クローバー赤薔薇クローバー