風ちゃんが逝った。 | ♡卯月花のブログ♡

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幼い頃からの想い出を縦糸に
道草しながら出逢った人や動物たちとの交流を横糸に
綴っていきたいと思います。
昭和の良き時代を生かされた事は
幸せだったとしみじみ感じます。

淋しくなりました。

いつもの風ちゃんの居場所は
何もなかったように
静かです。

12月29日㈮午後1時45分。
永眠しました。




怪我をして45日目です。
小さくエズク声を
初めて聞いたのは30日目でした。

もう逝ってしまうのかと
心細く辛い一夜でしたが
それまで通り静かに眠り
水を飲み
最後まで自分でトイレに行き
懐かしむように広縁から
南東の裏庭を眺めていました。

それから15日間
いつものように眠り
逝く時を待って

抵抗する術もなく
私に抱かれました。

風ちゃんと出逢って
初めて抱いた体は小さく
仔猫のように軽かったです。

生まれて2年近く野良で
3回の出産を経験した子は

家猫に迎えても
抱きあげられることは
拒みました。

私が椅子に座ると
机の上から
ベッドに横たわると
枕元に

私の手の甲を
肉球で遠慮がちに優しく
触れて
撫でることをせがみました。

澄んだ緑の瞳を真っ直ぐに
私を見つめて

私が何かに打ち込んでいると
傍で静かに眠りました。




ごめんね。
もっとイッパイ
撫でてあげれば良かった。

あなたを失うくらいなら
ブログも読書も
何もかも
諦められたのに

どの子も
かけがえのない命だけど

あなたに恋い焦がれて
1年半毎日通いつめた
広い駐車場

車の中で過ごした
忘れられない
愛おしい時間の流れ

平成19年夏
初めて出逢った瞬間
華奢で儚げな
グリーンアイの女の子が
私の心の琴線に触れて
逢いにいかずに
いられなかった。

何度さらって帰ろうと
思ったことか


幼馴染の陸ちゃんが
執事のように寄り添って
守ってくれていたね

平成19年秋
最初の出産で
黒猫の空くんを連れて

平成20年春
二度目の出産で
海くんと夢ちゃんを連れて

平成20年秋
三度目の出産では
六匹の仔猫を連れて

どんな時も
精いっぱい頑張ったね。

平成20年10月22日
あなたを駐車場からさらった。

陸ちゃんが居なくなって
六匹の仔猫が
1日で居なくなって
必死に探して歩く
あなたをさらった。

空くんを残して。

ごめんね。
10年の月日
この家で幸せでしたか?

平成21年4月4日
この家で四度目の出産をして
五匹のお母さんに。




スミ(菫)ちゃんと親子で過ごした
この家は
安らげる居場所でしたか?





もう10年
一緒に過ごせると思っていた。

12月29日の朝
部屋に居ないあなたを
探して
広縁サンルーム
猫ルームキッチン
玄関の靴箱の下

バスルームで見つけた
あなたは
冷たいタイルに横たわって
静かに穏やかに
時を待っていた。

私が見つけたのは6時半
そっと
何度もあなたを見て

堪えきれずに
タオルマットを下に敷いた。

45日間
暖かくふんわりした居場所で
眠っていたあなたを
冷たいタイルに寝かすのは
私が辛かった

ごめんね。
7時間
静かに旅立った。

頑張ったね。

もう
陸ちゃん
子どもたち
そして空くん
自分のお母さんにも
逢えましたか?

あなたが好きだった
南東の庭で
眠って

スミやみんなを
見守ってね。




スミにはあなたのぶんも
撫でてあげます。
あなたが遺した大切な命。

お風呂に入るたび
あなたの姿を思い浮かべます。

意固地で少し意地悪で
生きることに一生懸命で
甘え下手なあなたは
私と似てた

そんな風ちゃんが
私の心に重なった。

私のベッドの窓際は
淋しくなりました。

愛しいウチの子たちは
それぞれの居場所で
眠っています。

今日もいつものように
猫日和。
少し淋しくなりました。


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私は7月より4ヶ月間
原因不明の貧血と立ち眩み
目眩におそわれて
フラフラと記憶も定かでない
日々を過ごしていました。

「良性発作性頭位めまい」
病名がついてリハビリのお陰か
目眩がなくなったのは
11月13日㈪
朝です。
貧血の数値も元に戻りました。

夕方ブログしていると
仏間から
ココを追いかけて
フウちゃんが猫ルームに
走る姿を見ました。

夜眠る時に
フウちゃんが居ないけど
そんな日もあるので
朝には傍で寝ていると
気にしませんでした。

翌日の朝
猫ルームでフウちゃんが寝てる
と娘が言いました。
顔が変なんだけど?

見に行くと
目はトロンと力なく
口元が?
舌が出たままでした。

下顎の右半分が
何処かにぶつけたのか?
歯が折れていました。
鼻と口を打撲していました。

弱いものイジメする
ココを追いかけて
テーブルの足か
タワーの柱にぶつけたのか?

何が起こったのか?
不明です。

その日から45日目に

自分で覚悟したように
最期まで静かに生きて
永眠しました。

私の4ヶ月間の辛さを
引き受けたように
人間なら60歳くらいの
一生を終えました。

とても優しく静かな
旅立ちでした。


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