また一段と寒くなってきましたね。この時期は温泉に行きたくなる・・・。
1月の試験が終わったら温泉旅行にいこうかなぁ♪
四国もいつまでいるのかわからないので行けるうちにいってこよう![]()
画像は昔いった銀山温泉です。千と千尋の神隠しのモデルの一つとなっているところで温泉街の街並みが素敵です!
本日ご紹介する本は「かがみの孤城」文庫本の上下巻です。
あらすじ
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた”こころ”の目の前で、ある日突然部屋の光が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような建物。そこにはオオカミの面をつけた少女が待ち受け、こころを含め、似た境遇の7人が集められていた。城に隠された鍵を探すごとで願いが叶えられるという。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。本屋大賞受賞作。
辻村深月先生の作品を読むのは初めてでしたが、各レビューで絶賛コメントが多かったこともあり購入。読んでみると上下巻とボリュームがありましたが一気読み終え読了後の余韻にしばらく浸っておりました![]()
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ミステリー要素もそうですが物語に出てくるお城がベースに描かれている童話がなんとも子供心をくすぐる内容となっており、そんなかがみの城にいってみたくなるんですよねぇ。
もくじ
第一部
♦様子見の一学期
五月
六月
七月
八月
第二部
♦気づきの二学期
十月
十一月
十二月
第二部
♦おわかれの三学期
一月
二月
三月
閉城
エピローグ
あらすじや目次前に描かれるこころの妄想を読むとわかるのですが、いじめなどで不登校になっている子供たち7人が、不思議な力で招かれたかがみのお城の奥にあるといわれる鍵を見つけた一人だけがはいれるといわれる『願いの部屋』を探し出し願いを叶えることができるというお話。
期間は三月三十日までで、願いを叶えるか期間を過ぎると、もうお城には入れない。
城にいられる時間は日本時間で午前九時から午後五時まで、それ以降も残るとその人は狼に食われ、城に来ていた他の人にも連帯責任がかされる。このことを誰かに話してもいいが、その場合は安全を考慮して鏡は城と通じなくなってしまう。
ポニーテールの確りとした中三のアキ
イケメンの中一のリオン
眼鏡をかけた声優越えの中二のフウカ
ゲーム機をいじる、生意気な男子中二のマサムネ
そばかすの物静かな男子スバル
小太りで気弱そうな男子、ウレシノ
様々な特徴をもつ7人も魅力的で本屋大賞をとるのも納得の感動作となってました。

