母の漬物の中で、一番おいしいのは菜の花漬です。
ちょうど良い塩加減でご飯のお供に最高です。
ちょうど良い機会だったので、作り方を教えてもらいました。
少しの水と、塩を入れて、かなり揉みこむんです。それを一晩重しをしたら、翌朝食べられる・・・という・・・
が…とんでもないことが起こりました。
それは、塩と砂糖を間違えたのです。
普段は実家に誰もいないので、砂糖とか塩等は、冷蔵庫に入れてあるんです。ネズミがかじるから。
で、私が、塩と思って、母の指図どおりに、入れて、それを母が揉みこむ・・・
そして、母が塩加減を味見しながら、まだ全然足りんというので、どんどん足して・・・
そして何度かめの塩(実は砂糖)を母が舐めてみて砂糖であることに気が付いたのです。
なんとも言えない空気が漂いました。重い空気が・・・
では、砂糖を洗い流して塩でやり直そうと母に進言したのですが、母は、このまま塩を足して続行すると言います。
もうやけくそで実行しました。
そしたら、なんと、なんと、まったく期待していなかった菜の花漬が翌朝は素晴らしい味になっていたんです。
母も驚く出来でした。
これって怪我の功名?
皆笑顔になりました。
※塩と砂糖を間違えた私が結果的に功労者となりましたが、なぜ間違ったか?それは、どちらもカチカチに固まっていて、塩とか砂糖本来の姿では無かったからです。
