世紀末が目前に差し迫った頃の話。
かの有名なノストラダムスの大予言に出てくる『救世主』は自分だと信じてやまない少年がいた。
少年は来る世紀末に備え、枕元に乾パンと懐中電灯とシューズを常備していた。
2000年問題等幾つかの問題があったが、いずれも大事には至らず、気が付けば少年は27歳になっていた。
未だに定職に就かず、フワフワと浮き足立った何とも情けない元少年は、今日本における大惨事を目の当たりにし、自分の無力さを改めて痛感。
どのTVを見ても、画面越しに映る目を背けたくなる惨劇に、どこか他人事として見ている自分に吐き気すら催す。
死の恐怖と無関係な場所からシカトを決め込んでいる自分に苛立ち、かと言って、被災地に行って救助活動に行くでもなく、ただ黙ってTVを見て、ご飯を食べ、お風呂に入り、暖かい布団で寝る。
『今の心境をお聞かせ下さい。』なんて愚問にも近いアホな現地レポーターを見ながら、ホットカーペットの上で屁をこいてる矛盾。
何が何だか。
『人』の『為』の『善』と書いて『偽善』ならば、『正義』や『勇気』はどこに見出せばよいのだろう。
TVも一段落する頃には、自分の中で今回の傷跡ももう薄れてるんだろうな。
悲しいな。
世紀末に救世主になり損ねた元少年はいつからか、本意と行動が伴わなくなってしまった。
もとより、本意と行動が一致した事なんてあったのかさえ不安だ。
僕は一体…。
自分に出来る事が『悩む』事なら、精一杯とことん悩もうと思います。
追伸…
人間関係が希薄になってきた昨今、SNSや何らかのネットワーク、個人ないし企業、の繋がりの輪を見て日本はまだまだやれるんだ!!と思いました。
ガンバルゾ ニッポン
かの有名なノストラダムスの大予言に出てくる『救世主』は自分だと信じてやまない少年がいた。
少年は来る世紀末に備え、枕元に乾パンと懐中電灯とシューズを常備していた。
2000年問題等幾つかの問題があったが、いずれも大事には至らず、気が付けば少年は27歳になっていた。
未だに定職に就かず、フワフワと浮き足立った何とも情けない元少年は、今日本における大惨事を目の当たりにし、自分の無力さを改めて痛感。
どのTVを見ても、画面越しに映る目を背けたくなる惨劇に、どこか他人事として見ている自分に吐き気すら催す。
死の恐怖と無関係な場所からシカトを決め込んでいる自分に苛立ち、かと言って、被災地に行って救助活動に行くでもなく、ただ黙ってTVを見て、ご飯を食べ、お風呂に入り、暖かい布団で寝る。
『今の心境をお聞かせ下さい。』なんて愚問にも近いアホな現地レポーターを見ながら、ホットカーペットの上で屁をこいてる矛盾。
何が何だか。
『人』の『為』の『善』と書いて『偽善』ならば、『正義』や『勇気』はどこに見出せばよいのだろう。
TVも一段落する頃には、自分の中で今回の傷跡ももう薄れてるんだろうな。
悲しいな。
世紀末に救世主になり損ねた元少年はいつからか、本意と行動が伴わなくなってしまった。
もとより、本意と行動が一致した事なんてあったのかさえ不安だ。
僕は一体…。
自分に出来る事が『悩む』事なら、精一杯とことん悩もうと思います。
追伸…
人間関係が希薄になってきた昨今、SNSや何らかのネットワーク、個人ないし企業、の繋がりの輪を見て日本はまだまだやれるんだ!!と思いました。
ガンバルゾ ニッポン