屋台のアルバイト・アキコ

大将・大島

二人。

3年前に自分のもとから消えた彼女を探している、忠志が現れる。
忠志「すみません、もう一人探している人がいまして…」
忠志「妹なんですが」
アキ「もしかして、刑事?」
忠志「はい」
アキ「だったら、忠志さんの彼女を探していますよ」
忠志「妹が探してくれているのか。嬉しいな照れ


アキ「意味が違いますタラー」 
アキ「あなたは素敵な思い出として、彼女を探しているかもしれない」
アキ「でも、妹さんは、詐欺の犯人として探しています」

忠志「それは、どういうことですか!?びっくり
忠志が直子に電話を掛ける。
忠志「もしもし、直子か!?アセアセ
忠志「すぐに来てくれ!アセアセ


忠志が電話を切った直後、直子が現れる。 笑い泣き

忠志「直子、俺の彼女に何やってんねん!プンプンアセアセ
直子「詐欺師だから、追ってるのよ!プンプン
と、高橋靖子と書かれた靖子の指名手配書を見せる。


忠志は手配書の写真と名前を見て、
忠志「…誰や?キョロキョロ
直子「お兄ちゃんの前から消えた女よ!プンプン

忠志「偽名やったんか…?」
忠志「顔写真は似ているように思うけど…」

 

忠志は靖子のことを彼女とは言い切らず、

その後の展開に幅を持たせ続ける。


警官の伊賀がハンディファンを持ち、戻ってくる。
伊賀「(靖子は)居てなかった」

大島「扇子から扇風機に変わってる!びっくり
伊賀がハンディファンを前に出し、
伊賀「名付けて、『台風』!ニヤリ

観客から募集した三つのお題(甲子園・台風・すいか)のひとつをクリアする。

残りは甲子園のみに。

 

 

 



忠志「写真は多分、彼女やと思う」
忠志「でも、彼女はそんなことをする人じゃない!」
直子「お兄ちゃん、何をいってるのよ!プンプン
直子「この女(=靖子)から、千枚お札を買わされたじゃない!」

大島「千枚限定なのに、僕も二枚買ってますよ?ニコニコ
アキ「忠志さんは、千枚分のお金を請求されただけかもしれないウインクアセアセ
アキコが何とか辻褄を合わせようとする。

 
 



屋台のアルバイト・アキコ
大将・大島
彼女を探している、忠志
兄・忠志の彼女を詐欺容疑で追う、刑事の直子
警官・伊賀
五人。

そこに、『掃除のおっちゃん』・池乃(池乃めだか)が
自分より丈の短いほうきを持ち現れる。

ほうきを立てながら、皆に尋ねる。
池乃「なんで、このほうきを持っているか、分かるか?」

全員「…?」
池乃「優越感に浸れるからや口笛ニヤリ笑い泣き


池乃「腹減った」
アキ「食べていきます?」
池乃「たこ焼きをひとつ貰おうかな」
池乃「そやけど、」
池乃が一言セリフの入った箱から紙を一枚引き、書かれたセリフを喋る。
池乃『こってりラーメン食べたら、喉めっちゃ渇くねん』 笑い泣き
池乃「…」
池乃「実は食べてきたんやアセアセ
池乃「喉が渇いたからって、水だけも貰うのも悪いかと思ってねアセアセ


忠志が靖子の手配書を池乃に見せる。
忠志「この人、見ませんでしたか?」
池乃が上手袖を見て、
池乃「向こうで見たわ。…でも、詐欺師には見えんかったな」
忠志「ありがとうございます!」

忠志・伊賀・直子が靖子を探しに上手袖に消える。


大島が池乃にたこ焼きを渡す。

池乃「熱っ!アセアセ

アキコが池乃に、
アキ「熱々のたこ焼きを食べるええ方法、知ってます?」
アキ「それは、」
アキコが一言セリフの入った箱から紙を一枚引き、書かれたセリフを喋る。
アキ『マクドはチーズバーガーに限るね』
アキ「…(苦笑)」
またしても、言葉を失う、アキ。


大島が池乃に、
大島「ゆっくりしていってくださいねニコニコ

 



奈臣実がガラポンを回しにくる。
大島に100万円の札束を渡す、奈臣実。
奈臣「家が金持ちなんでニヤリ

なんとしても舞台上に居たい心理も働く時間。

奈臣実がガラポンを回す。
大島「大当たりです!爆  笑
奈臣「景品、何?」
大島「このお店(=たこ焼き屋台)ですニコニコ
アキ「冗談ばっかりウインク
行き過ぎたセリフをアキコが即座に修正する。


大島が奈臣実に尋ねる。
大島「あなたは刑事じゃないんですか?」
奈臣「女子高生ですニヤリ

直子は、女子高生にも成りすます程、手の込んだ潜入捜査をしている様子。


その7に続く