吉田が長椅子の(観客席から見て)右手側に腰掛ける。
吉「バイトしても、安世ちゃんと何の進展もない
タラー
吉「二人が俺の足を引っ張るからや」

信「それはこっちのセリフです!」
信濃が長椅子の(観客席から見て)左手側に腰掛ける。

諸「それはこっちのセリフですよ!」
諸見里も長椅子に座ろうとするが、座る場所が無く、
二人の膝にお尻を乗せる。

吉「何で座ってくるんや!」
諸「スペースがないから…」
吉「立っとけ!」


そこに、ヤクザ風の男、今別府(今別府直之)が現れる。
今「邪魔すんでー!
ニヤリ
信「邪魔すんやったら、帰ってー!」
今「あいよー!」
今別府が一旦帰るふりをして戻ってきて、客席に対し、
今「って、なーんでやねーん!!
ムキー

信「何を振り撒いたんですか?」
今「何も振り撒いてません」


今「そんなことより、安世ちゃん、おるか?
ニヤリ
吉「居ません」
今「匿っとんちゃうやろな?嘘ついたら、承知せえへんぞ!」
と、吉田に近寄り、吉田が防衛本能で前に手を出し、今別府の乳首に触れてしまう。
今「ピュッ
口笛
吉「…?
キョロキョロ

ここから、一通りの『ピュッピュッルッピュドン』のくだり。
・4回→今「ピュッピュッルッピュドン」
・3回→今「もう一回せえや!」
・連打→今「速い、速い、速い!」


吉田は今別府の要求通り出来ず、
信「僕がやりましょう」
と、信濃と変わる。

信濃は3回で止め、
今「何で『もう一回せえや!』をもう一回すんねん!
ムキー笑い泣き

信濃は今度は連打を3回で止め、
今「何で『速いもう一回せえや!』をもう一回すんねん!
ムキー笑い泣き


信濃は今別府の要求通り出来ず、
諸「僕がやりましょう」
と、諸見里と変わる。

諸見里は一手目で胸を鷲掴みにする。
今「それはちゃうやろっ!
アセアセ笑い泣き

諸見里は今度は普通に4回触る。
今「ピュッピュッルッピュ…」
と、今別府がネタを始めると、諸見里は今別府の背後に回り、
今「ドン!」
のタイミングで、今別府のベルトの左右を持ち、ズボンをおもいきり上げる。
笑い泣き

今「やってええことと悪いことがあるぞ!アセアセ笑い泣き
今「公衆の面前で…」
今「俺は(股間が)大きいから、目立つやないか!
アセアセ笑い泣き

今別府が諸見里に対し、
今「もう一度、普通に4回触ってくれ」
諸「えっ?」
今「俺、滑舌ええ方やぞ!あんたに言われたない!(苦笑)」
笑い泣き

今「4回触ったら、『ピュッ』って言うて終わらせるから。(苦笑)」
諸「乳首にそんな性能、無い
ニヤリ
今「それを言うたら、終わりやぞ!(苦笑)」
笑い泣き

 

 



吉田達が今別府と『ピュッピュッルッピュッドン』を繰り広げていると、
瀧見と安世が休憩から戻ってくる。

今別府が安世に対し、
今「安世ちゃん、デートしようや」
安「…
ショボーン
吉「安世ちゃん、困っとるやないか!
プンプン
吉「帰れっ!
プンプン
信・諸「そうや、そうや!
プンプン

瀧「吉田君、やめろ。相手はヤクザの娘やぞ
びっくりアセアセ
吉「早よ、言えやっ!
プンプン
信・諸「そうや、そうや!
プンプン笑い泣き


吉「でも、あんなんが、ヤクザの息子?」
今「信じてないようやな…」

今別府が舞台下手袖を見て、呼び掛けると、
ヤクザの構成員のタックル(タックルながい。)と本山(本山悠斗)が現れる。
タ「坊ちゃん、何でしょうか?」

今別府がタックルに対し、
今「タックル!俺のヤバさ、教えたれ!」

タックルが吉田達に対し、
タ「坊ちゃんはヤバイぞーっ!」
タ「糖尿、痛風、内臓疾患!
口笛

今「命のヤバさ、教えてどうすんねん!
アセアセ


今別府が本山に対し、
今「本山!俺のヤバさ、教えたれ!」

本山が吉田達に対し、
本「坊ちゃんはな、猫が好きなんや!
ニヤリ
本「でも、重度の猫アレルギーでな
ニヤリ
本「猫の人形に『ミーちゃん』って名付けて、可愛がってる!
ニヤリ笑い泣き

今「そのヤバさ、ちゃう!アセアセ


吉田が今別府達に対し、
吉「あの~、漫才トリオですか?(苦笑)」
笑い泣き
今「違う!ヤクザや!アセアセ
タ「坊ちゃんは、吉本組の2代目になる男なんや!」

吉「安世ちゃんと、どういう接点が?」
タ「一月前、坊ちゃんがコンタクトレンズを落とした時、一緒に探してくれたんや

本「ヤクザにも分け隔て無く接する、安世さんの優しい心に惚れたんや」

今別府が安世に対し、
今「純粋に惚れたんや」
今「俺と付き合ってくれ!」
安「それはちょっと…」


その時、今別府のスマホに電話が掛かってくる。

今別府が電話に出て、
今「オヤジ!
びっくりアセアセ

今別府は父親を恐れている様子。
今「また直ぐ、来るからな!
アセアセ
何か急用のようで、三人が去っていった。


信「まさか、あの人がコンタクトしてたとは…」
笑い泣き
吉「確かに、してなさそうやったけど。(苦笑)」

と、暫しの脱線。

 

 

その8に続く