『次期社長は、じき決まる!?』
[セット紹介]
洋風の『花月ホテル』のロビー。
⒈
舞台下手袖に、入り口への通路。
舞台中央奥に、客室への通路。
舞台上手袖・手前側に、応接室への通路。
舞台上手袖・奥手側に、従業員控え室への通路。
⒉
舞台中央に、椅子と膝の位置ほどのテーブル。
舞台上手奥に、フロント。
[物語]
(敬称略)
⒈
⑴
舞台は洋風の『花月ホテル』のロビー。
圭吾(もじゃ吉田)とほたる(重谷ほたる)の恋人がホテルにやってくる。
圭「やっと着いたな」
重「素敵なホテルね」
重「お泊りのデートやから、お揃いの服を用意したわ」
圭「えっ?」
(敬称略)
⒈
⑴
舞台は洋風の『花月ホテル』のロビー。
圭吾(もじゃ吉田)とほたる(重谷ほたる)の恋人がホテルにやってくる。
圭「やっと着いたな」
重「素敵なホテルね」
重「お泊りのデートやから、お揃いの服を用意したわ」
圭「えっ?」
圭吾とほたるの見た目は全く異なるが…
ほたるはバッグから、もじゃもじゃのカツラを取り出し、被る。
重「ペアルック
」
圭「被らんでええから!」
重「そう?」
と、カツラを取り、脇に挟む。
圭「脇に挟んだら、別のもんに見えてくるから、やめて!
」
重「そう?」
と、今度は、カツラを股間に挟む。
圭「女性がこんなところに挟んだらあかん!
」
重「どこに挟んだらいいの?
」 ![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
圭「挟まんでいいから、バッグに仕舞っといて!
」
⑵
従業員が誰もおらず、奥に呼び掛ける。
ホテルの制服を着た、吉田令(レイチェル)が現れる。
圭「予約していた吉田圭吾です」
レ「私の名前は…」
レ「♪トゥットゥク トゥーク…」
と、DJ風に自己紹介を始める。
レ「…という者です
」
圭「分からんわ!
」
レ「冗談やのに、『分からんわ!』」
レ「冗談やのに、『分からんわ!』」
レ「楽し~!
」
と、圭吾に寄りかかる。
圭「楽しいんは、あんただけや!
」
重「ペアルック
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
圭「被らんでええから!」
重「そう?」
と、カツラを取り、脇に挟む。
圭「脇に挟んだら、別のもんに見えてくるから、やめて!
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
重「そう?」
と、今度は、カツラを股間に挟む。
圭「女性がこんなところに挟んだらあかん!
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
重「どこに挟んだらいいの?
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
圭「挟まんでいいから、バッグに仕舞っといて!
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
⑵
従業員が誰もおらず、奥に呼び掛ける。
ホテルの制服を着た、吉田令(レイチェル)が現れる。
圭「予約していた吉田圭吾です」
レ「私の名前は…」
レ「♪トゥットゥク トゥーク…」
と、DJ風に自己紹介を始める。
レ「…という者です
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
圭「分からんわ!
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
レ「冗談やのに、『分からんわ!』」
レ「冗談やのに、『分からんわ!』」
レ「楽し~!
![爆 笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
と、圭吾に寄りかかる。
圭「楽しいんは、あんただけや!
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
レ「お兄さん、ガッチリしてますね!」
レ「♪まさに ダイナマイトなバディ でも品が無い」
圭「従業員、無茶苦茶やな…」
圭「まともな奴、おらんのか!?」
⑶
圭吾が奥に呼び掛けると、
ホテルの制服を着たまりこ(森田まりこ)が現れる。
森田が自己紹介を始める。
森「25番…森田、まりこ、趣味は星を眺めること~、ウフッ」
圭「また、変なのが来たぞ」
森「すみません、宝塚出身なもので」
圭「あっ、宝塚歌劇団出身なんですか?」
森「いえ、宝塚市出身です」
圭「市、かい!」
森「客室にご案内しますね」
森「大人一名(圭吾)と猿一匹(ほたる)、と」
重「あなたに言われたくないわ!ゴリラじゃない!」
掴み合いになり、ゴリラになる、まりこ。
一通りゴリラの時間を楽しんだ後、『人類の進化』のように人間に戻る。
森「やだっ、恥ずかしい!」
森「ゴリっちゃった」
圭「…まともな奴は?(苦笑)」
⑷
圭吾が奥に呼び掛けると、
ホテルの制服を着た椎森圭介(もりすけ)が現れる。
も「椎森敬介です」
重「敬介っていうより、『毛ー透け透け』ですね」
も「お上手ですね…殺すぞ!
」
と、椅子を持ち上げ、ほたるに迫る。
敬介は椅子を下ろすが、結局、ほたると掴み合いになる。
⒉
⑴
信「騒がしいな」
奥から花月ホテル西梅田・支配人の信濃(信濃岳夫)が現れる。
ほたると敬介の掴み合いを見て、止める。
信「ストップ!ストップ!
」
圭「あなた、誰ですか!?」
信「支配人の信濃と申します」
圭「三人の教育、どうなっているんですか!」
信「すみません!最近入ったばかりの新人なもので
」
信「本人達も反省しておりますので…
」
⑴
信「騒がしいな」
奥から花月ホテル西梅田・支配人の信濃(信濃岳夫)が現れる。
ほたると敬介の掴み合いを見て、止める。
信「ストップ!ストップ!
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
圭「あなた、誰ですか!?」
信「支配人の信濃と申します」
圭「三人の教育、どうなっているんですか!」
信「すみません!最近入ったばかりの新人なもので
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
信「本人達も反省しておりますので…
![アセアセ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/100.png)
敬介・まりこ・令が圭吾達に頭を下げる。
圭「仕方ないですね」
⑵
信濃が令に対し、
信「お客様に鍵を早くお渡ししなさい!」
令は部屋の鍵を圭吾に放り投げる。
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
信「お前は何をしとんや!」
レ「いや、『早く』って言われたから…
![口笛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/010.png)
信濃が改めて圭吾達に謝る。
圭吾とほたるは声を合わせ、
圭・ほ「だいたい、支配人の教育がなってないんですよ!
![プンプン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/013.png)
圭吾とほたるが客室に向かった。
⑶
信濃が令・まりこ・敬介を叱る。
すると、新人の三人が歌い始める。
レ「♪同じミスを繰り返さないよう」
森「♪私達、反省しています」
も「♪でも、信濃さんのお陰で」
森「♪希望の道が」
レ「♪開いた」
『♪開いた』のタイミングで、
まりこが逆立ちし、令がまりこの両足を左右に広げ、開脚させる。
![笑い泣き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/015.png)
信「股を広げるな!(苦笑)」
信「三人とも、ちゃんと働いてくれ!
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
その3に続く